意味が分かると怖い話NO13「箱の中の賞金」ゲームに込められた怖い話
意味が分かると怖い話NO13
箱を壊すゲームで命がけの怖い話
意味が分かると怖い話にゲーム系ってよくあるな
年老いた老人が市場の隅に座っていた。
ボロ布を頭からかぶった小汚い爺さんだ。
「そこのお主わしとゲームをしないか?」
老人はそう言って私を引き留めた。
座った老人の前には箱が置いてある。
小汚い老人にしては箱だけはやけにピカピカしていた。
海賊が宝物を入れていそうな丈夫な奴だ。
「この箱の中に賞金が入っている。取り出すことが出来ればあんたに賞金は全て上げよう」
シチュエーションがRPG(笑)
箱の横には特大のハンマーが置かれている。
「これを使ってもいいのか?」
「もちろん使っていいとも」
「壊してもいいてことかい?」
「もちろんだ。しかし箱はものすごく硬い素材で出来ている。簡単には壊せんぞ」
老人はにこやかな笑顔でそういった。
顔は笑っているが目の奥は笑っていない気がする。
詐欺のジジーか?
俺から金を騙しおろうって腹だな。
相手は爺さんなんだから騙されてやれよw
「ただし、箱にたどりつくまでにいくつかの難問がある。参加費に1000円払えば特別サービスで賞金の目の前まで移動してゲームをスタートすることもできる」
私は少し考えた。
どうせ詐欺か子供だましだろ!
俺は爺さんを見下ろした。
俺は腕力にはちょっと自信がある。
特大ハンマーで箱を粉々に粉砕するのも一興かもしれないな。
爺さんの困った顔を見るのも暇つぶしにはちょうどいい。
「賞金っていったいいくらなんだ?」
老人は「損はさせんよ」と言って長いひげを指ですいた。
確かに賞金は怖いくらいに凄い額だった!
「まあいい。暇つぶしにやってみよう」
私は老人に1000円を支払った。
「ではゲームを始めるとするか」
老人がそういうと私の目の前に賞金の札束が現れた。
老人は宝箱を抱えるとそそくさと市場を後にした。
意味が分かると怖い話!箱ゲームの解説
ゲームに参加した彼は1000円払って宝物の前からゲームを始めた。
「宝物は箱の中にあったはず」
ということは宝物が主人公の前に現れたのか?それとも主人公自らが宝物の前に行ってしまったのか?のどちらかだ。
お爺さんは「特別に宝物の前まで移動して」と言っているわ。
主人公さんは宝箱の中に閉じ込められたわね。残念でした。
ゲームオーバー的な感じね。
最後に老人は箱を抱えてどこかに消えていくわけだけど、いったいどこに行ったんだろうね。老人の行き先が一番気になるし怖いポイントだな
宝箱をもってそそくさと消えたって確かに怖いわね(;^ω^)
コメント
14階に住んでるのに、16階のボタンを押して、8回14階に止まったのか?