ひょっこりひょうたん島の都市伝説と歌詞の意味
ひょっこりひょうたん島はNHK総合で放送された人形劇。
火山の噴火で漂流を始めた「ひょっこりひょうたん島」に取り残された、子どもたちとサンデー先生の冒険物語です。
ひょっこりひょうたん島の人気は子供だけではなく、特徴的なピリッとした風刺で大人にも人気がありました。
そんなひょっこりひょうたん島に怖すぎる都市伝説が存在します。
実はひょっこりひょうたん島は死後の世界を描いているのではないか…?
都市伝説を踏まえてひょっこりひょうたん島の歌を聞きなおしてみると「歌詞の意味」以上に怖く感じてしまいます。
今回はひょっこりひょうたん島の裏設定、怖すぎると噂の都市伝説と歌の歌詞に込められた意味をまとめて紹介します。
ひょっこりひょうたん島の都市伝説!漂流したのはなぜ?
ひょっこりひょうたん島の基礎知識です。
ひょっこりひょうたん島は何故に漂流しているのか?
サンデー先生と子どもたちで島に遠足に出かけます。
ところが運が悪いことに火山が爆発。
陸から切り離されたひょっこりひょうたん島は海を漂う漂流島になってしまったのです。
なるほど。ひょっこりひょうたん島は火山で島が陸地から離れて漂流し始めた無人島なのね。
ひょっこりひょうたん島の都市伝説!子供達は何を食べている?
無人島にたった一人で漂着するとしたら何を持っていくか?
お金?ラジオ?それともスマホでしょうか?
冷静に考えれば生き抜くための「食料」が優先になるのではないでしょうか?
私は無人島でイケメンを3人くらい侍らせたいですね( ̄▽ ̄;)
ひょっこりひょうたん島の子供たちは何を食べて生き延びているのか?
ところでひょっこりひょうたん島で漂流した子供達は何を食べて生き延びているのでしょうか?
ここにひょっこりひょうたん島の最大の怖い裏設定の都市伝説があります。
実は子供達は何も食べていないのです。
えっ?何も食べていないってどういうこと?
食べなくては死んでしまうではないか?
人間は7日くらい塩と水を抜いたら死んじゃうんじゃないの?
ひょっこりひょうたん島の食糧事情を井上ひさしが語る⁉
ひょっこりひょうたん島の作者の井上ひさし氏はこう語ります。
「食糧問題を回避するためにある設定にした」
井上氏が答えた「ある設定」こそが都市伝説の真実だったのです。
ある設定とは死後の世界を描いた作品だという事です。
子供たちは死んでいるから食料を考えなくても済むのです。
ひょっこりひょうたん島の都市伝説!死後の世界を描いている?
ひょっこりひょうたん島は死後の世界を描いている!?
マジか?
怖い噂の都市伝説ではなく実話だったのです。
井上氏が地元講演で裏設定として公開しました。
無人島で漂流する子供達。
生き抜くためにどうしても切り離せない大きな問題が食料です。
無人島だから食料はないのです。
子供たちは全員火山の噴火で死んでいた都市伝説
この問題を回避するための設定がこうです。
遠足に出かけた子供たちは全員火山の噴火での死んでいた。
ひょっこりひょうたん島はこの世のものではなく、三途の川を漂流する黄泉の国の物語だったのです。
コミカルな演劇も子供たちの笑顔も冒険劇もあの世の出来事でした。
なんか悲しい設定よね。
ひょっこりひょうたん島に大人が出てこない都市伝説
ひょっこりひょうたん島には子供たちの両親は出てきません。
誰一人として出てきません。
ちょっと考えると不自然すぎますよね。
理由は島が漂流しているからだけではなかったのです。
死後の世界だから・・・
遠足に出かけたのはサンデー先生と子供たちだけでした。
劇中に「御詠歌」や「四国霊場物語」が登場するのも、一線を超えて旅に出たからだそう。
ひょっこりひょうたん島が子供たちのユートピアになってる都市伝説
ひょっこりひょうたん島は子供たちのユートピアのような存在で描かれています。
子供たちだけの世界で親は出て来ません。
実は作者の井上氏と共作の山元氏、そしてディレクターである武井氏はそれぞれ親と複雑な関係にあったといいます。
3人の家族感や親への思いがひょっこりひょうたん島の「子供だけ」のユートピアの根底にあるそうです。
ひょっこりひょうたん島の歌の歌詞の意味が怖い
さて都市伝説の「ひょっこりひょうたん島は死後の世界」の意味を理解した上でもう一点確認したい問題があります。
それが歌の歌詞の意味です。
ひょっこりひょうたん島のオープニングの歌は
「波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかき分けて~」
とリズミカルに始まります。
そして
「苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ、だけど僕らはくじけない、泣くのはいやだ笑っちゃお・・・」
と繋がるのです。
歌詞の意味は死後の世界を旅して極楽浄土に向かってる⁉
ひょっこりひょうたん島の歌詞の意味は普通に聞くと、子供たちが困難に負けまいと勇敢に立ち向かう前向きな歌に聞こえます。
だけど都市伝説を前提に死後の世界だと認識して聞くと全然歌詞の意味が違ってきます。
波をちゃぷちゃぷかき分けて・・・これって三途の川を渡ってるということでしょうか?
あるいは黄泉の世界で極楽浄土に向かって旅をしているということかもしれません。
子供たちは成仏できない霊かも⁉
悲しいこともあるだろうさ・・・苦しいこともあるだろうさ・・・
そうか。
苦しいこと、悲しいことというのは僕たちが歌を聴いて想像していたよりも遥かに深い意味が込められていたのです。
ひょっとして子供たちは成仏できずに彷徨える霊魂かもしれません。
まるで三途の川で積み上げた石を鬼にけり倒される子供たちのように。
三途の川の子供たちって怖すぎるやん( ̄▽ ̄;)親より先に死ぬと三途の川で石を積まなくてはならないと聞いたことあるような?
では最後にひょっこりひょうたん島の最終回を紹介しましょう。
歌詞の意味を知ると最終回のドンカバチョの言葉の意味が変わってきます。
ひょうたん島の最終回の都市伝説
ひょっこりひょうたん島の最終回は国連加盟の話です。
ひょっこりひょうたん島が国連に加盟できるようになりますが条件が一つ。
「国際指名手配のダンディーの引き渡し」
ダンディーを守ろうとする子供たちと、ダンディーを引き渡し懸賞金をもらおうとするトラヒゲ。
最期に大統領のドンカバチョが国民投票でまとめました。
「みなさーーーん、わたくしどもはこれまでと変わらず、このまま波まかせ風まかせ、この広い大海原を自由に流れていきますぞ」
国連加盟の話ってキリスト教の最後の審判。あるいは仏教の輪廻転生を意味しているのかもしれません。
「広い大海原を自由に流れて」とは間違った選択ではなく天国に行けたんだと信じたいですね。
ひょっこりひょうたん島の都市伝説と歌詞のまとめ
ひょっこりひょうたん島には怖い都市伝説が隠されていました。
人形劇の舞台設定は本当に死後の世界だったのです。
そして歌詞の意味も都市伝説を踏まえて聞いてみると非常に深いことが分かりました。
- 子供たちは全員死んでいた
- 子供たちは成仏できない霊⁉
- ひょっこりひょうたん島は三途の川を流れている
- 食糧問題を回避するための設定
- 歌詞の意味が全然違ってくる
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