恐怖の虫の卵【蜘蛛の紙跡】が怖い
1970年代のヨーロッパではまことしやかに囁かれた噂話が【蜘蛛の噛み跡】という話です。
怖い蜘蛛の代表格といえばタランチュラ。
タランチュラの毒は強烈で人間が刺されれば、大の男でもイチコロであの世行きのお陀仏様になってしまう。
ヨーロッパで流行った怖い都市伝説に登場する蜘蛛は、毒を持ったタランチュラではありません。
でもはっきり言って毒以上に怖いです。
蜘蛛の紙跡の恐怖はタランチュラ以上です。
かなり胃がぎゅう〜っと締め付けられて胃液が登ってきそうな気持ちが悪い話。
それが蜘蛛の噛み跡という都市伝説です。
食後の幸福な満腹感に浸っている方は今すぐこのページから離脱したほうがいいかもしれない。
この先を読むにはタイミングが悪すぎます。
あくまで自己責任でこの先は読んでください。
では蜘蛛の噛み跡の都市伝説を語りましょう。
1970年代のヨーロッパでは一般の庶民でも海外旅行へ行ける時代になっていました。
インターネットがない時代ですから海外の情報は非常に少ないです。
アジアやアフリカの発展途上国には世にも不思議な風習や、見たことのない生き物も生息しているのだと信じられていました。
日本には侍が居ると本気で信じられていた時代です。
ここからは恐怖小説風にお楽しみください
あるヨーロッパの女性が海外旅行から自国へと帰ってきました。
楽しかった海外旅行も終わり慣れ親しんだマイホームへと到着し、自分の鏡台の前に座って鏡を除着込みました。
ポツリと頬に腫れ物ができています。
「何これ?」
触ってみても痛くはありません。
腫れ物のことが気になりながらも2日ほど放置していると、だんだんとポツリとした腫れ物が大きく赤く成長してきました。
早く病院行った方がいいわ~怖い話になるで
「明日には病院に行こう」
そう思いながら彼女は就寝しました。
ところが夜中になると頬にできた腫れ物が痛くなり目が覚めてしまいます。
何度も寝たり起きたりを繰り返しました。
何度かうとうととした夜更けのことでした。
頬に何かが触るような感触がしました。
サラサラと柔らかな布が滑り落ちるようでもあります。
痛みも多少は収まったような気もします。
手で触れてみると腫れ物は小さくなっているように感じます。
「腫れ物が弾けて膿が出たのかしら」
そう思った彼女はベットから起きて、鏡台の前に座り電気を付けました。
「ギ、ギ、ギャ〜」
その直後に彼女の叫び声が部屋中に響きわたりました。
「く、く、蜘蛛だ~」
彼女の頬でさらさらしていたのは赤い腹をぷっくりとさせた無数の小さな蜘蛛だったのです。
さらさらと感じたのは無数の生まれたばかりのミクロサイズの蜘蛛が集団で這い回る感触でした。
彼女の頬にできていた腫れ物は、蜘蛛が産み付けた卵だったのです。
卵から帰った蜘蛛が小さな無数の生命体となって顔中にびっしりとひっついていたのです。
蜘蛛の虫卵・・・
恐怖でパニックになった彼女は自分の顔力任せにを掻きむしりました。
皮膚が破れ血が出てくるとその下からキレイに等間隔で配列された蜘蛛の虫卵が無数に出てきたそうです。
ビリッビリッ
蜘蛛の虫卵からはまた一つ、また一つと小さな蜘蛛がこの世に産み落とされ彼女の顔を這って地面に落ち暗がりへと逃げ込んでいきました。
そのまま彼女は気を失い倒れ込んでしまったそうです。
コメント
やっぱりね都市伝説とか幽霊とか心霊とかリアルに怖いのは海外だね。
日本のはぶち抜けてない感じがする。伝統的というか強けりゃ何でもありみたいなのがなくて、悪く言うと教科書的?そんな感じがするんだ。その点海外はいいね。殺し、ドラッグ、売春何でもありだ。内容語怖いとかじゃなくてわなんかね。にゅーすの犯罪者の記録を見てるみたいな気分になる。