火垂るの墓都市伝説!節子は異世界の駅で清太を待っている?
節子は防空壕のような洞穴の中で栄養失調で衰弱し、やがてホタルのように儚く命を散らしました。
戦争中ではなかったら節子は死なずに済んだはずです。
清太がもう少ししっかりしていたら節子はしななかったかもしれない。
蛍のように儚く途切れてしまった節子の命。
死んでしまった節子は我々の想像できない世界へ旅立ってしまいました。
節子が死んで旅立った先は天国でしょうか?
天国であってほしいと願うのですがそうじゃないかもしれません:(;゙゚”ω゚”):
スタジオジブリは節子の行き先について少しだけヒントを残しています。
千と千尋の神隠しに登場する節子に似た女の子
千と千尋の神隠しは、不思議な街から神様の世界に迷い込んでしまった千尋という少女の物語。
千と千尋の物語の中で「カオナシ」と電車に乗って千尋が旅するシーンがあります。
銭婆の住む沼の底に向かう「帰ることが出来ない」と宣告されながらも旅をしなくてはならない「死」に向かう電車の旅です。
沼の底の死に向かう電車から見える駅のホームに「節子」に似た女の子が立っています。
スタジオジブリは認めない都市伝説ですが・・・
サイコパスが多い都市伝説界は騒然です。
火垂るの墓都市伝説!節子がなぜ神様の世界にいるの⁉
千と千尋の神隠しの世界は、この世ではなく、あの世でもない。
天国でもなければ地獄でもない世界です。
天上と地上の間にあるぽっかり浮かんだエアーポケットのような摩訶不思議な場所。
実態が有るようで、その実中身は何もなくて触れば消えてしまう「シャボン玉」のような儚い存在です。
この世と潔く決別してあの世に向かった人がたどり着く場所ではありません。
その駅のホームで節子に似た女の子は一人で経ち、まるで誰かを待っているかのように見えます。
誰を待っているのでしょうか?
火垂るの墓都市伝説!駅のホームで節子は誰かを待っている?
都市伝説では兄の清太を待つ節子をスタジオジブリが描きこんだ!と言われています。
先に死んでしまった節子がお兄ちゃんが来るのを待っているのです。
駅のホームで!
火垂るの墓墓で清太が野垂れ死んだのは三ノ宮駅の構内。
物語たりの冒頭で1988年当時(火垂るの墓公開年)の町並みを見下ろすのも損の宮野駅から。
火垂るの墓にとって人がすれ違う「駅」というのは非常に重要な存在として描かれています。
火垂るの墓都市伝説!節子は未だに清太を待っている
節子はあの世の駅で清太を待っているのでしょうか?
待っているということは未だに清太と節子は会えていない。
とも取れます。
清太は三宮駅で地縛霊となって、繰り返し繰り返し節子の死と自分の死をリピートしている死にきれない存在になっているという都市伝説もあります。
物語の初めに幽霊となった清太が三ノ宮駅を見下ろしています。死んで肉体が亡くなった幽霊になって今でも三ノ宮駅から離れる事が出来ないのです。
火垂るの墓都市伝説!清太の幽霊は地縛霊となって三ノ宮駅に存在する
キリスト教では天国にも地獄にもいけない魂は「煉獄」という場所に行くと教えられています。
煉獄では天国に入るために火に焼かれて浄化されます。
火に焼かれこの世の未練を断ち切るのです。
清太は自分が死んだ1945年。そして火垂るの墓が公開された1988年。
43年経っても煉獄の炎の中で浄化されずに苦しんでいるのかもしれません。
そして幼く純粋な節子は兄がやってくるのをひたすらに駅のホームで待っているのです。
節子もまた天国に行けずに彷徨える存在です。
火垂るの墓都市伝説!
節子も清太も天国に行けずに彷徨っている幽霊
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