- ダンゴ&フカセ釣り!浜名湖でクロダイ(チヌ)を釣る
- 浜名湖のクロダイはフカセで釣れる時期ある?
- 夏から秋が釣りやすい!ダンゴ釣り&フカセ釣り
- 冬は釣りにくい!ダンゴ釣りとフカセ釣り
- 春は良型クロダイが釣れる!乗っ込みの良型が接岸
- 浜名湖のチヌのノッコミ期は2月から4月
- 浜名湖のダンゴ釣り&ふかせ釣りは潮の流れとの戦い
- ダンゴもフカセも「下げ潮」は釣りにならない
- 浜名湖クロダイのフカセ&ダンゴのポイント①新居海釣り公園側
- 海釣り公園を奥に進むとダンゴ&フカセ釣りのポイントがいっぱい
- 大曲の奥はふかせ釣りの1級ポイント
- 大曲はフカセやダンゴ釣り以外にも面白い
- 大曲の奥へ進むと今切れ口に到着
- 夏になるとテトラ周りの落とし込みが人気
- 表浜名湖でフカセ釣り&ダンゴ釣りの場所②網干場
- 網干場も今切れ口に繋がっているポイント
- 網干場は広いけどフカセ釣りもダンゴ釣りも人が多い
- 網干場の航路でサイマキエビでクロダイ(チヌ)が釣れる
- 網干場の東側がフカセ釣りやダンゴ釣りのポイント
- 網干場のふかせ釣りダンゴ釣りの一番人気がパイル前
- 表浜名湖ダンゴ釣り&ふかせ釣りポイント③乙女園
- 乙女園はクロダイ(チヌ)の魚影は濃いけど穴場
- ポイントを外れると水深が激浅
- カニを投げてドリフトする釣法
- 表浜名湖でダンゴ釣りフカセで釣れる!ポイントまとめ
ダンゴ&フカセ釣り!浜名湖でクロダイ(チヌ)を釣る
浜名湖でフカセ&ダンゴ釣りでチヌ(クロダイ)が釣りたい!そんな方向けに浜松在住のクロダイ(チヌ)釣り師がたっぷり画像で紹介します。
静岡県西部や愛知県岐阜県あたりに住んでいる方にとって浜名湖のクロダイ(チヌ)釣りは憧れだと聞きます。特にウキフカセ釣りやダンゴ釣りで狙ってチヌを釣ってみたい!そういう人が多いです。
でも初心者の方が浜名湖に行ってフカセやダンゴでクロダイ(チヌ)釣りをしてもなかなか難しいです。
そこで釣行前のイメージトレーニング!浜名湖でクロダイ(チヌ)をダンゴ釣りやウキふかせで釣れる場所や釣りのポイントを浜名湖ビギナーでもわかりやすく紹介!新居の浜名湖海釣り公園から網干場やちょっと穴場のポイントまで!是非参考にしてください。
浜名湖のクロダイはフカセで釣れる時期ある?
浜名湖のチヌは年中釣ることができます。チヌの適正水温は15℃~25℃で11度を下回ると釣れないと言われています。
浜名湖の奥の方の「奥浜名湖」は厳冬期になると水温が10度以下になることもありチヌ釣りは厳しくなります。シーズンオフです。
表浜名湖では15度以下迄水温が下がることは殆どなく冬を含めて1年中クロダイ(チヌ)が釣れます。冬も堤防周りに居付きのチヌが存在します。冬でも団子釣ウリやウキふかせでクロダイ(チヌ)を釣ることは出来ます。
夏から秋が釣りやすい!ダンゴ釣り&フカセ釣り
表浜名湖では年中チヌを釣ることができます。ても釣りやすい時期が存在します。
最も釣りやすいのは夏の盛りから晩秋にかけて。
夏から晩秋にかけてはウキフカセやダンゴ釣りでボウズに鳴るのが珍しいくらいよく釣れます。
サビキ釣りの仕掛けにも20cmくらいのチンタ(チヌの子供)が連れているのをよく見ます。ウキふかせやダンゴ釣りで本格的にクロダイ(チヌ)を狙わなくても、イソメやオキアミを付けたちょい投げにもクロダイ(チヌ)の子供珍田がヒットします。
冬は釣りにくい!ダンゴ釣りとフカセ釣り
冬の間はチヌ釣り師には厳しい季節です。浜名湖は「遠州のからっ風」と呼ばれる東からの風が強く、魚の活性が低いうえに風との戦いにもなります。小型のクロダイ(チヌ)は深場に落ちていくので浜名湖の堤防周りの居残るのは型の良い大型だけになります。
釣りにくい時期にいかに釣るか!冬のクロダイ(チヌ)釣りはかなりマニアックです。
初心者の方でこれからウキフカセやダンゴ釣りを始める方は冬は避けたほうが良いかもしれません。何も釣れないと、悲しくなります。
春は良型クロダイが釣れる!乗っ込みの良型が接岸
春の海は釣り師の間で「ノッコミ期」と呼ばれる産卵のシーズンです。チヌでいえば40cmオーバーの良型が産卵で接岸します。
ノッコミ期のチヌは非常にデリケートで神経質な半面、産卵の前後には体力を付けるために口を使いまくる「荒食い」も有ります。乗っ込み期のクロダイ(チヌ)を釣るのはなかなか難しくテクニックを要します。
ダンゴ釣り師、ふかせ釣り師の技量の差が顕著に出る時期かもしれません。
浜名湖のチヌのノッコミ期は2月から4月
浜名湖のチヌのノッコミ期は2月の厳冬期から始まります。地上は真冬ですが生みの中はひと足早く春の準備に取り掛かっています。
ノッコミ期になると岐阜、愛知、静岡といった地元以外の県外ナンバーの車も釣り場に並びます。有名メーカーのテスターが浜名湖に集まるのもノッコミ期です。
50cmオーバーの、ゴオマルはなかなか厳しいですが40cm後半のチヌは普通に出てきます。40㎝オーバーのクロダイ(チヌ)がリールのドラグを鳴らして走り回った挙句に海面を割って出てきたときはまさに圧巻!感動です。
浜名湖のダンゴ釣り&ふかせ釣りは潮の流れとの戦い
浜名湖のチヌ釣りの最大の特徴は潮の流です。遠州灘の外洋と今切れ口でつながっている浜名湖はとにかく潮の流れが早い。
表浜名湖は大潮の下げ潮になると渓流のような流れになります。激流の潮にどう合わせて釣りを成立させるか?これが浜名湖のチヌ釣りの大きな難関で面白さの一つです。
流れが速すぎて仕掛けが「飛ぶ」状態で一般的なフカセ釣りのセオリーで対応しても仕掛けが沈まなかったり逆に潮に遊ばれてウキごと仕掛けが沈んでしま足りと大変です。
ちなみに浜名湖の満潮干潮はタイドグラフから約2時間遅れます。タイドグラフで満潮が17時なら、浜名湖の実際の潮は19時に満潮なります。
ダンゴもフカセも「下げ潮」は釣りにならない
表浜名湖でチヌ釣りをウキフカセやウキダンゴ釣りでチヌを釣るには大きな法則が一つあります。それが「下げ潮が釣りにならない」ということです。
下げ潮になると一部潮の流れが緩やかになるポイントや、反転流が生まれる場所もあリますが非常に釣りにくいです。
潮の流れが早過ぎてウキが潮下に向かって飛ぶように流れてしまいます。コマセを打ってもダンゴを打っても全然だめです。潮の流れが緩やかな場所や潮が寄れている場所を見つけるしか方法がありません。
浜名湖の潮に対応してダンゴ釣りやふかせ釣りでクロダイ(チヌ)を釣るのは非常に難しいですが、こればかりは釣りのポイントで経験値を上げるしかありません。
浜名湖クロダイのフカセ&ダンゴのポイント①新居海釣り公園側
新居海釣り公園(浜名湖海釣り公園)は浜名湖の釣り場で最もメジャーなポイントです。トイレも釣具屋さんも釣り公園の中にあります。
大きな堤防が5つ並び、チヌを釣るなら一番奥の五番堤防がおすすめだと一般的には言われています。五番堤防が1番潮あたりがいいからです。
潮の流れが緩やかな時には外向き、激しすぎる時は内向きで釣るとよいでしょう。3番堤防と4番堤防の間には沈み根が存在し、沈み根周りにクロダイ(チヌ)やメジナがついています。
海釣り公園を奥に進むとダンゴ&フカセ釣りのポイントがいっぱい
海釣り公園をどんどん奥に向かって歩いていくと頭上に浜名大橋の巨大な橋脚が現れます。浜名大橋の丁度真下あたりが大きくカーブした大曲りというポイント。
大曲あたりでは潮が複雑に絡み合い潮の拠れがが埋めれていることが多いです。ベテラン勢が大曲でフカセ釣りをしているのをよく見かけます。
大曲の奥はふかせ釣りの1級ポイント
大曲りを少し進むと古い護岸が崩れたり、船を係留していたパイルのようなものが海中に沈んでいて、魚を寄せる人工のストラクチャーが完成しているポイントがあります。
小さなテトラの上に立ってウキフカセで狙うとクロダイ(チヌ)メジナ(グレ)が釣れます。テトラに当たって潮が拠れやすく、足場は不安定ですが磯釣りの気分で釣りができる堤防とは趣が違う場所。グレ、チヌ、の良型はもちろんですが、夏になると30㎝を軽く超す良型のアイゴも釣れます。
フカセ釣りの人はよく見かけますがダンゴ釣りの方はあまり見かけません。
大曲はフカセやダンゴ釣り以外にも面白い
大曲りはグレやクロダイ(チヌ)以外にも非常に魚影が濃いポイント。夏になると青物も回遊してたり、泳がせ釣りでヒラメが釣れたりします。
浜名湖の中で70㎝オーバーのブリクラスが釣れるって信じられますか?あるいは60㎝を超す座布団ヒラメとか。新居海釣り公園の大曲のポイントで本当に釣れた釣果です。
ただし大曲はかなり潮の流れが早くベテラン向きのポイント。腕に自身のある方はぜひ挑戦してみてください。
大曲の奥へ進むと今切れ口に到着
大曲をさらに奥に歩いていくと浜名湖の今切れ口に到着します。堤防から海までの高さはおおよそ6メートル。かなり高いです。落ちたら自力で這い上がることは絶対に不可能。
潮の流れは潮止まりの一瞬を除いて、上げ潮も下げ塩も激流です。ウキフカセやダンゴ釣りではかなり厳しいです。浜名湖に入ってくる魚は全て今切れ口を通ってくるので魚影は信じられないくらいに濃いです。
テトラ周りには巨大なクロダイ(チヌ)やグレだけではなく、イシダイやコブダイも釣れます。
夏になるとテトラ周りの落とし込みが人気
夏場になるとカニをエサに使った落とし込みや前打ちが人気になります。ただし、大人が両手を広げても端まで届かないくらいの超大型のテトラポットの上に立つ必要がありかなり危険です。
今切れ口のテトラポットに落ちてなくなる人が毎年いるという噂です。テトラポットの隙間に落ちると潮の流れに吸い込まれて浮いてこないという話です。
因みに今切れ口は立入禁止の看板も立っています。自己責任で行ってください。おすすめはしません。
表浜名湖でフカセ釣り&ダンゴ釣りの場所②網干場
網干場は遠州灘で捕れるシラス漁の網を干す場所です。基本的に漁師さんが使う場所ですが、釣りは禁止になっていません。
網干場は駐車場もトイレもありチヌの魚影もかなり濃いので人気のポイント。網干場は新居海釣り公園の「今切れ口」を挟んだ対面側です。新居海釣り公園側が新居町で反対側の網干場側が舞阪町です。
新居海釣り公園側の堤防を新居堤と呼び、網干場側を舞阪堤と呼びます。
網干場も今切れ口に繋がっているポイント
網干場も堤防沿いにどんどん奥に進んで行くと今切れ口に繋がります。新居堤と同じで、超巨大なテトラポットがあり、魚影の濃さは一級です。
夏になるとハマチからブリクラスの青物の回遊もあります。30センチぐらいのアブコならワシャワシャと湧くように出てきます。
今切れ口の舞阪堤は途中まではテトラがないので堤防から釣りができます。海面までの距離も新居堤と比較すれば低くて安全です。
ただし奥に行けばテトラの上からしか釣りができません。非常に危険なポイントなのでおすすめはしません。立入禁止の看板も立っています。
網干場は広いけどフカセ釣りもダンゴ釣りも人が多い
今切れ口から網干場前に話を戻します。網干場は東西に約1キロくらいの堤防がまっすぐつながっています。どこでも釣れます。
ただし海中に藻があったり、沈みテトラがあったり、堤防のつなぎ目など変化がある場所がウキふかせもダンゴ釣りも狙い目になります。
網干場の西側の端は巾が1mくらいの細い堤防になって船の出入り口になって終わっています。途切れた先はシラス漁船が水揚げする舞阪港です。
網干場の航路でサイマキエビでクロダイ(チヌ)が釣れる
夏場のチヌの活性が高い時期は、細い堤防の上から活きたサイマキ海老で40cmオーバーのクロダイが狙えます。サイマキえびは小さなクルマエビです。小さいといってもかなりでかくてあたりが出ると興奮感が半端ない!
サイマキ釣りなら大き目のオモリを打って潮の流れにドリフトさせるように流していくだけ。前打ち用のロッドで大型が狙えます。
船の航路になっているので水深も5メートルくらいはありウキフカセやウキだんご釣りでもチヌを狙えます。ただしこの辺りには沈みテトラのストラクチャーや隠れた藻が少ないので狙うポイントがかだまりにくいです。
網干場の東側がフカセ釣りやダンゴ釣りのポイント
網干場から今切れ口方面に向かって歩いていくと、途中から竿一本分くらい先までテトラが沈んでいます。ストラクチャーが現れるとチヌや他の魚の隠れ場所やエサ場になり釣れる確率は高くなります。
網干場の護岸はかなり古く、いろいろとつなぎ合わせてあります。そのつど段差になっているのでチヌが潜んでいる可能性が高いです。足元に落としてやるといきなりドカンッという事もあります。
だいたいクロダイ(チヌ)ではありませんが(笑)
網干場のふかせ釣りダンゴ釣りの一番人気がパイル前
網干場で一番人気なのが「パイル前」と呼ばれる古い船の係留所?金属のパイルが等間隔で何本も打ち込まれた場所があります。殆どが朽ちて残骸のようになっていますが、チヌの魚影が非常に濃いです。
網干場一番人気のパイル前夏から秋にかけては延べザオでチンタを釣りまくっている地元のベテラン釣り師がたくさんいます。
ウキフカセやウキダンゴ釣りの両方でクロダイ(チヌ)が狙えノッコミ期には各メーカーのテスターのベストを着た釣り師が並びます。終末になると竿一本分の間隔で釣り師が並ぶほどで場所の取り合いの感は否めません。
パイル前は潮の反転流が生まれやすいです。反転流とは本流の流れとは反対の流れでコマセが溜まりやすくチヌを狙いやすい場所です。反転流を見つけたら重点的に攻めるとチヌを釣り上げられる確率が高くなります。
表浜名湖ダンゴ釣り&ふかせ釣りポイント③乙女園
浜名湖の乙女園は通称うなぎ観音前です。乙女園という公園に立っている像がうなぎに見える事からこの名前がついたらしいです。
うなぎに見えるかどうかは人それぞれ意見が分かれるところですが・・・
乙女園は公園になっているので駐車場やトイレがあります。女性や家族連れで釣りに行くなら絶好のポイントです。残念ながら徒歩圏内にはコンビニがありません。
乙女園はクロダイ(チヌ)の魚影は濃いけど穴場
乙女園は新居海釣り公園や舞阪の網干場と比較すると釣り人は少なく場所の取り合いになることがありません。釣れるポイントも割と広めて気楽に釣り後できます。
潮の流れはやはりきついのですが、海釣り公園や網干場と比較すると少しだけ奥に入っているぶん流れは緩やかです。下げ潮になると釣りにくいですが、ウキダンゴ釣りやふかせ釣りが成立しないほどではないです。
ポイントを外れると水深が激浅
うなぎ観音の目の前は船の係留所になっていて水深は5メートルくらいあります。船の係留所と、船の航路は深く掘られていますがそれ以外の場所は推定の推進で約2メートルです。
激朝ですがチヌのフカセもダンゴ釣りも出来なくはないです。水深が浅いのでチヌが真横に逃げる独特の走りが楽しめます。
浅すぎるのでダンゴ釣りやウキふかせの釣では厳しいのですが、マルキューのテスターが激浅でダンゴ釣りが成立するか?という視点でクロダイ(チヌ)を釣られた動画がありますが、見事に水深2mでウキダンゴで釣れてました。
カニを投げてドリフトする釣法
堤防から20メートル位先には牡蠣棚があり、牡蠣棚に付いたチヌを堤防からカニを投げて釣る投げ前打ち?のような釣りが人気です。牡蠣棚付近までカニ餌を投げて潮の流れにドリフトさせる。ストラクチャーがたくさんあってチヌが釣れるようです。
昼間の釣りよりも夜の釣りが人気です。夏場の夜になると足場も良くすぐ後ろは公園でトイレもある。電気ウキでのんびりと釣るウキふかせの釣り師が並びます。
表浜名湖でダンゴ釣りフカセで釣れる!ポイントまとめ
表浜名湖でフカセ釣りやダンゴ釣りでクロダイ(チヌ)が釣れるポイントと簡単なコツをまとめました。浜名湖でフカセやダンゴ釣りで狙ってクロダイ(チヌ)を釣る!ウキが消し込んだ時の興奮はとても面白いです。ぜひ次の休みには表浜名湖でクロダイ(チヌ)釣りに挑戦してみてください。きっと素敵な思い出になりますよ。
コメント