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紀州釣りのダンゴ配合レシピと作り方を公開!チヌが激釣れダンゴ釣り

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チヌ
紀州釣りダンゴ作り方
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紀州ダンゴ釣りのレシピや配合はどうする?

紀州釣りダンゴ外剛レシピ

身近な堤防からクロダイ(チヌ)を釣ることが出来る紀州ダンゴ釣り。紀州ダンゴ釣りのコツやポイントはたくさんありますが、今回の記事では紀州ダンゴ釣りの肝中の肝になるダンゴの配合について記事にしました。

バズーカ編集部の釣り部では過去に100匹以上チヌを釣り上げています。(カウントしてないから本当の数は分からない。かなり少なく見て100匹です(;´・ω・)

そこでバズーカニュースの釣り部が考える紀州ダンゴ釣りのオリジナルの配合レシピや、市販品のおすすめなど紹介してみます。

最後までお付き合い宜しくお願いします(笑)

紀州ダンゴ釣り自分でダンゴ作る必要ある??

紀州釣りダンゴ作り方

先ずは紀州ダンゴ釣りの「ダンゴ」をオリジナル配合で作る必要があるのか??この疑問ですがベテランでも市販品を使ってる人たくさんいます。

スポンサーの関係もあるのでしょうが「山本太郎氏」もテレビ番組などでチラッとだけ紹介されるダンゴのレシピは市販品です。

(ほんのちょっとだけ触れるだけだからスポンサーではないような気がする)

だから市販品の配合餌でダンゴを作っても何にも問題ありません。市販品の方が釣果が安定するかもしれません。

しかし、マニアックに自分でコマセ団子の配合を決めてチヌを釣りたい!そんな人は是非オリジナルのダンゴを作ってください。

オリジナルダンゴの方がクロダイ(チヌ)が釣れた時の満足感や達成感は凄く大きいと思います。

市販品のダンゴのおすすめ

市販品のダンゴでおすすめを紹介します。先ずは釣り餌メーカーの「マルキュウさん」が発表している表をみて下さい。画像はマルキュウさんのHPより拝借しています。

上の表を見ると4m~5mの水深を約10秒で沈下するようにダンゴの比重が切開されているようです。紀州マッハだけは別格ですね。

日本の港湾にある堤防周りの水深が平均して5m前後だというのが設計のコンセプトにあるそうです。つまりオリジナル配合のダンゴもおよそ10秒で着底するくらいの早さを基本にすれば良さそうです。

ちなみに普段ん紀州釣りをするMYポイントが水深10mとかあるようなら市販品のコマセ団子は紀州マッハ攻め深場一択です。

市販品ダンゴの作り方!混ぜる時の注意

市販品のダンゴ材を混ぜfると木の注意点としては袋の裏に掛かれているレシピを忠実に守るという事があげられます。色々と試してみましたが記載通りに作ったダンゴが一番よかった・・・:(;゙゚”ω゚”):

また市販品だけではないのですがアミエビとサナギを混ぜる時にポイントがあります。乾燥サナギは必ず戻してから使います。乾燥シイタケを水で戻すのと同じ要領でベチャベチャくらいの水やアミエビの汁で戻します。

釣りに行く当日早くから用意しておけばいいのですが、なかなか時間がなくて釣り場でコマセ団子を作るときは仕方がないので10分位で混ぜてしまいますが1時間以上置いた方がしっとりします。

アミエビも混ぜるのにポイントがあり手の平で押し付けて形が無くなるようにすりつぶすのがポイントです。アミエビは拡散してなんぼの集魚剤。細かくした方が拡散性も良くダンゴに染み込みやすいです。

ダンゴの配合レシピ!割れる時間の調整

ダンゴが割れる時間の調整は紀州ダンゴ釣りで非常に重要だと考えています。釣り場の潮の状況にもよって変わってくるのですが、今回は潮の状況は抜きにしてダンゴが割れる時間の基本的な考え方を説明します。

着底後すぐにダンゴが割れるようにする?

着底後にすぐにダンゴが割れて刺しエサが飛び出してくる。一昔前はこの釣り方が紀州釣りのメインだったと思います。エサ取りが少ない時はこれでもいいかもしれません。

しかしクロダイ(チヌ)は「他の魚につられてやってくる」という性質があることが分かってきました。つまり集魚効果のあるダンゴに小魚が寄ってくる。それにつられて堤防の生態系でトップクラスに君臨するチヌが小魚を蹴散らして付けエサを喰いに来るのです。

  1. ダンゴが着底する
  2. 小魚がダンゴをつつく
  3. ダンゴが割れ始め煙幕が広がる
  4. チヌが釣られてやってくる
  5. 飛び出した付けエサにチヌが喰いつく

この4段階のプロセスでクロダイ(チヌ)が釣れると考えられています。クロダイ(チヌ)が小魚を蹴散らして突進してくるまでの「間」を着底した後のダンゴが作らなければいけません。

どのくらいの間があればチヌが喰いついてくるか?活性が低い時は長く、活性が高い時は早く割っていいと思いますが「着底後1分」というのが基本になると思います。

自分配合コマセ団子を作るメリット

自作のコマセ団子でクロダイ(チヌ)が釣れると感動はひとしおです。「釣れた」ではなく「釣った」という感覚で、たとえ一匹だけの釣果でもメチャクチャ鼻高な気分になれます。

周りの釣り人がガッツリとした市販集魚剤を使っているにになかなか釣れない。そんな中でオリジナルレシピのヌカダンゴでチヌが釣れちゃったときには「見たか~俺の実力!」って感じ。

他にも自作のヌカダンゴは安く作れるというお財布に優しいメリットがあります。週末の度に釣りに行きたい人にとっては、市販のコマセダンゴは高すぎます(´;ω;`)ウゥゥ

また釣り場の潮の状況、風の状況、エサ取りの状況に合わせてダンゴの配合をコントロールできるのも大きなメリットです。

ヌカだんごのレシピと配合材料作り方

米ぬか:濁りで集魚効果、ダンゴのベース

  :ヌカだけでは比重が軽く沈まない、バラけ、少量で大きくばらけ感が変わる

  :ポイントを作って足止め効果、オキアミより比重が重い、チヌが食べる、お腹の中に押し麦一杯の事も

サナギ:一部の魚に強い集魚効果。チヌも好き

米ぬか:紀州釣りヌカだんごレシピ「ベース」

米ぬかはヌカだんごのレシピのベースとなる材料。半分以上は米ぬかです。煙幕を発生させチヌに警戒心を解きます。米ぬか自体には集魚効果はないと思いますが、アミエビを混ぜると途端にヌカ自体を魚が食べるようになります。

精米機で無料でもらってくるか、米屋さんで10㎏300円くらいで購入できます。アマゾンや楽天で販売されているのはぬか漬け用の高価なものなので買わない方が良いです。

砂:紀州釣りヌカだんごレシピ「重み」

ヌカだんごのベースになるヌカだけのダンゴでは比重が軽くて沈みません。ダンゴを沈めるためには砂が必要です。ホームセンターで売っている川砂を使っている人が多いですが砂浜の砂でも問題ありません。

紀州釣りのヌカだんごに入れる材料は、きめが細かい方がダンゴが良く締まりコントロールしやすいです。砂も同じで細かい目のふるいにかけることで握り具合が格段に良くなります。

おすすめ商品

釣り武者から販売されている「アジャストサンド」という商品です。たかが砂ですが非常に粒子が細かく、塩や砂糖のようになめらかです。ダンゴの質が一段高まります。

押し麦:紀州釣りヌカだんごレシピ「足止め」

押し麦は実際にクロダイ(チヌ)が好んで食べています。紀州ダンゴ釣りで釣れたチヌのお腹の中が押し麦でいっぱいという事が良くあります。ダンゴの成分は潮で拡散しますが比重が重たい麦は海底に留まりポイント作りに一役買っています。

チヌは麦をむしゃむしゃ食べているうちに、ついつい食べるのが止まらなくなってしまうお茶目な性格らしいです。真偽のほどは定かではありませんが・・・麦を食べて警戒心も薄らいだところに付けエサのオキアミに飛びついてしまうそうです。

サナギ:紀州釣りヌカだんごレシピ「集魚」

乾燥サナギは紀州ダンゴ釣りの集魚効果を担当する材料です。集魚効果を高めたい時はサナギの分量を多くします。

乾燥サナギには荒引きサナギと細引きサナギがあります。細引きサナギの方がきめが細かいので紀州釣りのダンゴの素材としては適しています。ばらけを重視したい時は荒引サナギを使います。

またオキアミのエサにボラが食いついてくるときは、ダンゴの中で芯残りして付けエサにダンゴ素材がべったりと付いている可能性があります。オキアミではなくダンゴと勘違いしたボラが吸い込んでしまうのです。そんな時はサナギを多くすると新残りしにくくなります。

アミエビ:紀州ダンゴ釣りレシピ「集魚」

アミエビは非常に集魚効果の高い材料。オキアミよりアミノ酸が多く含まれていて拡散しやすく紀州ダンゴ釣りのオリジナル団子の集魚には欠かせない素材。

一説によると、水温5度以下で仮死状態のチヌにアミエビを吸わせると、仮死状態から回復したらしい・・・アミエビパワー恐るべし!

アミエビは入れすぎると集魚効果が反面する!?

アミエビは紀州釣りには欠かせない集魚剤ですが、配合が多すぎると釣れないこともあるようです。臭いが強すぎてチヌが顔をそむける、アミエビが大量に含まれたダンゴに興味を惹かれ付けエサに反応しない・・・と言われています。

まあその前にオキアミを入れすぎるとダンゴがベチャベチャですっごい粘り気が出るからかなりつらいダンゴになってしまいます。アミエビをたくさんいれたい人は水分を切ってから入れるといいです。

ちなみにチヌの適水温は15度~23度で5度を下回ると仮死状態になるらしいです。

紀州ダンゴ釣りの他の集魚剤

  • ニンニク
  • 玉ねぎ

ダンゴの配合割合と作り方「紀州釣りの肝!」

インターネットを見ると無数の紀州ダンゴ釣りのレシピが公開されています。それらの全てが正解であり不正解でもあります。

紀州釣りのレシピの正解は「その日に釣れた配合」が正解です。

つまり釣り場の状況や、潮の状況、エサ取りの状況、クロダイ(チヌ)の活性によって紀州釣りの配合は少しずつ調整する仏用があります。

最初は調整するのも難しいので基本となるベースを公開します。

紀州釣りのダンゴ配合ベース

ヌカ4000cc、砂1000cc、アミエビ200cc、サナギ400cc、押し麦適量

釣り場でダンゴを調整するときの作り方

米ぬか:多く入れるとゆっくり沈み割れにくくなる

砂  :多く入れると早く沈み割れやすくなる

サナギ:多く入れると集魚力が増し割れやすくなる

アミエビ:多く入れると集魚力が増し粘り気が増え割れにくくなる

海水 :多く入れるほど割れにくくなる

クロダイ(チヌ)の活性による調整

活性が高い時:早く沈めて早く割ってOK

活性が低い時:ゆっくり沈めてゆっくり割る

ダンゴの調整の仕方

夏から秋にかけて活性が高くエサ取りが多い場合はアミエビを入れない方が良い場合があります。基本的には他の小魚が集まることでチヌにもアピールが出来るのですが、エサ取りが集まりすぎると付けエサがあっという間になくなり釣りにならないことが多いです

ヌカサナギオキアミ
410.5200㏄

上の表は先程のベースとなる配合パターンを比率にしたものです。ヌカ4砂1サナギ0.5です。基本ベースを自分の中で決めておいてそこから足し算引き算をした方が良いです。基本配合がないと地図がない航海と一緒で迷子になってしまいます。

例①クロダイやエサ取りがが低活性

低活性のクロダイ(チヌ)にゆっくりダンゴを見せるために「ゆっくり鎮めてゆっくり割る」

ゆっくり沈めるためにはヌカを多くする

チヌの活性が低いのでゆっくり沈めたい時

ヌカ5:砂1でヌカを多くするとゆっくりチヌにアピールする間を作れる

例②集魚効果を高めてチヌを寄せたい

冬や春は広範囲からチヌを集める必要があります。そんな時はサナギの出番。ベースは0.5ですが、0.8や1.0まで集魚効果を高めます。

チヌを広範囲から集めたい

ヌカ4:砂1:サナギ0.8!サナギを増やして集魚効果アップ

エサ取りが多いから早くダンゴを沈めたい

ダンゴはゆっくり沈めた方がクロダイ(チヌ)へのアピールは強くなります。ただしエサ取りやボラが多すぎて沈む途中でつつかれ過ぎる時は早く沈める必要があります。早く沈める時は砂の出番!

エサ取りにつつかれ過ぎるから早く沈める

ヌカ4:砂1.2に増やす!注意:砂は少し入れただけで大きく変化する

紀州ダンゴ釣りのエサ

紀州ダンゴ釣りに使う付けエサを簡単に紹介します。

オキアミ:紀州ダンゴ釣りのエサ①

年中使える万能餌。最初から最後までオキアミしか使わない人も

コーン:紀州ダンゴ釣りのエサ②

釣具店で打っているコーンでもスーパーの缶詰めでもOK

オキアミで釣れるチヌよりワンランク大きい。20㎝以下のチヌが釣れることは少ない

ダンゴに混ぜれば足止め効果もある

サナギ:紀州ダンゴ釣りのエサ③

サナギは激あらの冷凍サナギがおすすめです。常温サナギより格段に食いがいいように感じます。気のせいかもしれませんが・・・:(;゙゚”ω゚”):

またペラペラのサナギも食いが悪く中身が詰まった感じが良いです。

ボケ:紀州ダンゴ釣りのエサ④

ボケはクロダイが大好物のエサ。アクセントで投入するとドカンと来ることがあります。

練り餌:紀州ダンゴ釣りのエサ⑤

マルキュウから練り餌のエサとして魚玉と高集魚レッドや食い渋りイエローが販売されています。設計としては「魚玉の方が柔らかい」です。

食い渋りイエローや集魚レッドはフカセで竿を振って投げ込んでも外れないように固め設計です。紀州釣りで使うなら魚玉の方が良いでしょう。

最後にヌカダンゴの沈下スピードについて

ダンゴの沈下スピードの基本は「春はゆっくり、夏は早く」です。ゆっくり落とせばチヌにアピールできます。活性の低いチヌには「ゆっくり見せる」のが定石です。

夏のチヌは速いスピードでも喰いついてくれます。

「毎秒6センチ前後のスピードで沈下する物体にクロダイは最も興味を持つ」

チヌ倶楽部の記事に書いてあったらしいです

水深500㎝(5m)÷毎秒6㎝=約83秒

生オキアミを海に沈めたのと同じくらいのスピードでかなりゆっくりですね。

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