ジグサビキは簡単?それとも難しい?
ジグサビキ釣りは近年大人気の釣り方。メタルジグとサビキの仕掛けのハリをつけてサーフや堤防からキャストする。
青い海と青い空と眩しい太陽。広い海に向かってキャストすると爽快な気持ちでとても気持ちがいい♪
更にジグサビキではハマチの子供やヒラメなど、お寿司屋さんに並ぶ高級魚から、食べたらメッチャ美味しい手軽な大アジまで釣れます。
初心者の方もジグサビキを楽しめるように簡単にジグサビキを解説しました!
ジグサビキで魚が釣れる理由
ジグサビキの仕掛けには、サバ皮やハゲ皮や人工素材のフラッシャーがついています。海水の中で仕掛けを引っ張るとフラッシャーの仕掛けがヒラヒラと揺れて光を受けて反射します。
魚には食べや酢そうな小魚や、プランクトンに見てるようで思わず食いついてしまうそうです。サビキ仕掛けはプラスチックのルアーと違い、軽い仕掛げなので動きがナチュラルで魚に警戒心を与えません。
ジグサビキを初心者さんに進める理由
ジグサビキは別名が「坊主逃れ」とも言われます。ジグサビキ釣りを初心者さんに進める理由は普通のルアー釣りより格段に魚が釣りやすいこと!サビキの仕掛けが海の中でヒラヒラ、ユラユラして見事にターゲットの魚を引き出します。
ルアー釣りは、様々なアクションで疑似絵のルアーをエサだと勘違いさせます。ジグサビキはただ巻いてるだけで魚が餌だと勘違いしちゃうみたい♪テクニックを駆使しなくても釣れるから、初心者とベテランの差が出にくい釣り方です。
ジグサビキはエサを使わない
ジグサビキは集魚剤も付け餌も使いません。「エサなし」で釣れる方法です。虫系のエサが苦手で釣りが嫌いな人や、アミエビの臭いが苦手な方でもジグサビキ釣りなら全然平気なはずです。釣りに必要な道具が少なくて済むのもジグサビキの魅力です。
ジグサビキで釣れる魚の一覧
アジ
小型のジグサビキを使うとアジが釣れます。ジグサビキでもメインターゲットの一つ!群れに当たると爆発的に釣れることもあります。またジグサビキに食いついてくるアジはサイズも大きいので食べごたえもバッチリ。三枚におろして刺し身でもいけます。釣りたての新鮮なアジは臭みが全くないです。
カマス
カマスは秋になるとジグサビキでとても釣りやすい魚です。カマスはアジやサバの小魚を食べる鋭い歯をもった魚。カマス派群れを作って小魚を囲い込み一気に捕食する猟をします。なのでカマスが猟をするタイミングに合えば、メチャクチャ釣れます♪捕食スイッチの入ったカマスの勢いは半端ないです。
青物
ジグサビキの釣りの中でも大物ターゲットが青物。ハマチやカツオやマグロが釣れます。
「マグロ?ジグサビキでマグロ釣れるの?」
小型のマグロですがジグサビキで釣れます。回遊があるポイントで釣りをするのが必須です。関東からなら伊豆で小型のマクロが釣れます。
ヒラメ
ヒラメはフラットフィシュと呼ばれる肉食の魚。砂地やゴロタ浜の海底にペタッと這いつくばって頭の上をエサになる小型の魚が通り過ぎるのを待ち構えています。
ヒラメの体付きを見ると泳ぎがあまり上手ではなさそうですが(笑)エサを捕食する際には海底から1mくらいは軽々と浮き上がり瞬発力はすごいです。ヒラメのサイズは40cmから60cm位まで釣れます。
平目も高級魚ですが、天然ヒラメの縁側のコリコリ感と脂が乗った感じはすごく美味しいです。
カサゴ
カサゴは根魚系の代表格。夏場にカサゴが釣れるような海底が岩場になっているようなところなら、ハタ系の魚もジグサビキで釣れます。
ただし根掛かりが多くなるのでボトムまで完全には沈められません。
仕掛けの先端に付いたキラキラのメタルジグが海底に付いたらサビキが根掛かりしないようにチョンチョンとロッドアクションで浮き上がらせてピンポイントで攻めるのがコツです。
ジグサビキはどこで釣れるの?
ジグサビキで釣れる場所は堤防やサーフや海釣り公園など場所を選ばす釣りをすることができます。
夏から秋なら大抵の場所でアジは釣れます。サビキでアジやサッパが釣れているところなら、ベイトを追ってカマスや青物系が回遊してくるチャンスはあります。
青物系を狙うなら外洋に面した堤防がおすすめです。潮通しがよく青物が回遊する推進があるポイント。または外洋のサーフでも釣れます。アジやカマスがライトタックルのショアジギングなら青物はややヘビーなショアジギングになります。
ジグサビキのおすすめのタックル
タックルは大きく2つの考え方があります。まずはアジやカマスを狙う場合は、ライトタックルのアジング用やメバリング用のロッドを使います。ロッドのパワーが小さすぎる場合はジグが投げれない可能性があります。シーバスロッドやエギングロッドならキャストできないロットは少ないです。
ジグサビキロッド「アジ・サバ」を釣る
シマノ スピニングロッド ルアーマチック S76UL 7.6フィート
- メーカー:シマノ
- 価格:約5500円
- 長さ:7.6feet
- 適合ルアーウエイト(g):0.8-12
- 適合ライン:[PE/号]0.3-0.8、[ナイロン/lb]2-6
- 釣種:汎用
- 自重(g):90
- ロッドタイプ:スピニング
ジグサビキのおすすめタックル「リール」
- メーカー:シマノ
- 価格:約3500円
- ギア比:5.0
- 実用ドラグ力 (kg):2.0
- 最大ドラグ力 (kg):4.0
- 自重 (g):250
- スプール寸法 (径mm/ストロークmm):45/14.5
ジグサビキで青物を狙うロッド
青物を狙う場合は、やや本格的にオフショアのジギングロッドを選択します。オフショアのジギングロッドは、ロットパワーとキャスティング性能を合わせもった性能があります。使えるジグも40グラムから80グラム位までキャスもすることができます。
気をつけないといけないのは、オフジョア用の船で使うジギングロッドは基本的に船の下にジグを落とすだけなのでキャスティングの、性能がありません。ジグを飛ばすための反発力がないので陸地からのオカッパリには適しません。
- メーカー:ダイワ
- 価格:約6000円
- ロッド(釣り竿)タイプ:スピニング
- 全長(m):2.90
- 仕舞(cm):150
- 先径/元径(mm):2.2/14.9
- 継数(本):2
- 自重(g):200
- 適合ルアー(g):7-35
- 適合ライン:ナイロン(lb) 8-16 / PE(号) 0.6-1.5
竿袋(ナイロン製)付属 カーボン含有率91%
ジグサビキのおすすめタックル「リール」
- メーカー:シマノ
- 価格:約3500円
- 品番:4000 (ナイロン 4号-150m糸付)
- ギア比:5.2
- 実用ドラグ力 (kg):4.0
- 最大ドラグ力 (kg):8.5
- 自重 (g):320
- スプール寸法 (径mm/ストロークmm):50/
ジグサビキの仕掛けと必要なアイテム
ジグサビキの仕掛けはサビキ仕掛けとメタルジグで構成されています。メタルジグやサビキ仕掛けを結ぶフックもあります。
ジグサビキ仕掛け
・ジグでのアピールを増すアイテム
・根掛かりに安心サビキは2セット付
・ライトゲーム初心者におすすめ。
・対象魚:サバ、カツオ、アジ、ハマチ、ワラサなど
・中小型青物を狙うならコレ
ジグサビキの、サビキ仕掛けは狙うターゲットによってハリの大きさや仕掛けのフラッシャーを変えていきます。50cmクラスの青物を狙うときのサビキ仕掛けと、20cmのアジを狙う時にはサビキの仕掛け自体が変わってきます。
ジグサビキメタルジグ
メタルジグに必要な要素をHighバランスで実現!
破格の176円!!
メタルジグはオモリの代わりときらきらホログラムで集魚効果の2つの要素があります。重さは’10グラムから20グラム前後で流れが早いところではもう少し重いジグを使います。また、シーバスロッドを、流用したジグサビキの場合は、ロッドの耐用性能を、しっかり確認しておくことをおすすめします。軽いプラグをキャストするコトに重点を置いたシーバスロッドの場合は非常に小さいメタルジグしかキャストできない場合があります。
メタルジグのロストに備える
メタルジグは仕掛けの先端にありどうしても根掛かりでロストする可能性があります。高いメタルジグを使ってロストしたときのお財布への打撃は結構深刻です。
お気に入りのジグだと精神的ショックまで覆いかぶさってきます。
そこでおすすめなのがダイソーの100円ジグ!100円ジグだと馬鹿にするべからず。普通に釣れるしロストしたときのショックも軽くてすみます(笑)
ジグサビキの仕掛けはセットになっている
ジグサビキはメタルジグとサビキのハリがすべてセットになったものがあります。全部セットになっているものはラインとブックを結ぶだけ♪
釣り場についたらすぐに釣りが開始できます。
ジグサビキのライン
ジグサビキで使うラインはナイロンかPEラインのどちらでも可能です。それぞれにメリットどデメリットがあります。
ジグサビキ用PEライン
シマノのPEライン安心のピットブル選べる(0.4-2.0号)
メリット細くても直線的な力には強いのでラインを補足することができます。ラインが細いと風の抵抗が少なく遠くまでキャストすることが可能です。また、伸縮性が非常に小さく伸びないので、魚のアタリがダイレクトに伝わってきます。
デメリットは腰がなくフニャっとしているので使い慣れていないとすぐにライントラブルが起こります。またナイロンラインと比較すると倍くらいの値段がします。
PEライン 0.8号から1.2号、青物を狙う場合は2号
ジグサビキナイロンライン
ナイロンラインのメリットは伸縮性が高いので、あたり感度は良くないのですので、ブッキングしたあとはラインが伸びることで魚の力をいなすことができバラす確率が減ります。
デメリットはふと糸になりやすく、キャストの距離が伸びないこととアタリが伝わってこないことです。
ジグサビキの釣り方!アクションで魚を釣る
ジグサビキのアクションは2つ。ただ巻とリフト&フォールです。ジグサビキだけではなく、ルアーを使ったゲームフィッシングでは基本的なアクションなのでぜひ覚えてください。
ジグサビキアクション「ただ巻」
ただ巻とはその言葉通りにただ巻くだけです(笑)
ただ巻くだけと言っても実はいろいろとポイントがあります。ただ巻で注意したいコツは、深さ(レンジ)と速さです。
レンジとはジグサビキを沈める深さです。例えば活性が高く表層まで浮き上がっている魚を狙うとき、深場の根の付近に落ちている魚を狙うときでは同じジグサビキの仕掛けでも自ずとレンジが変わってきます。
レンジのとり方は着水語のカウント。第一キャストで海底まで何秒で着底するかカウントします。例えば20秒で着底したら、表層。狙うときは着水から5秒、中層は10秒、ボトムは15秒、最深部は20秒とカウントして探りを入れます。コツは同じ深さレンジを引っ張ってくることです。
ジグサビキアクション「リフト&フォール」
リフトとは巻き上げることでフォールは落とすことです。つまり巻き上げて落とす。竿先を持ち上げて仕掛けを引っ張り上げ、すばやく竿先を下げて糸ふけを巻き取ります。竿先を持ち上げたことで引き上げられたジグサビキは、竿先を下ろすことでテンションがなくなりユラユラっと落ちていきます。
魚は上から落ちてくる縦の動きに弱い!
船釣りてもリールを巻き上げて落とす、巻き上げては落とす、という釣り方があります。ジグサビキも持ち上げて落とす、持ち上げて落とすということを繰り返して魚にアピールをします。
ジギングとジグサビキの違い
ジグサビキとジギング派非常に似た釣りです。ジグサビキ仕掛けの、サビキハリを使わないメタルジグだけで魚を釣る方法がジギングです。ちなみに船で沖に出て釣りをするジギングをオフショアジギング、陸地からキャストするジギングをショアジギングと呼びます。
ショアジギングでもヒラスズキやカンパチやはまちが狙えるポイントがあり、100グラムを超すヘビー級のジグをキャストします。
ジグサビキをサーフからキャストしたら大物釣れる!
ジグサビキは初心者でも釣りやすいルアーの釣りです。疑似餌のサビキが付いているから素人でもベテランの人と同じようにサビキが自然に動いて釣果に繋がります。これから海のルワー釣りゲームを始めるなら先ずはジグサビキをやってみるのがおすすめ!楽しい釣りになりますよ
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