「赤ちゃんが乗ってます」というステッカー。何気なく使っていますがこのステッカー誕生にはとても悲しく怖い話があります。リアルに誰の元でも起こり得る怖い話にゾッとします。
リアルな怖い話「赤ちゃん乗ってます」の秘話
車を運転しているとよく見かけるステッカーが「赤ちゃんが乗っています」というものです。
このステッカーの意味は、赤ちゃんが乗っているから安全運転しています。
とか赤ちゃんが乗っているから危険な運転は避けてください。
そんな意味で皆さん認識しているのではないでしょうか?
ところがこの「赤ちゃんが乗っています」のステッカーの誕生した話には悲しくて怖い話が隠されていました。
赤ちゃんを抱っこしていた夫婦の悲劇
若い夫婦が車に乗っています。運転しているのは旦那さん。奥さんは後部座席に座って膝の上に生後間もない赤ちゃんを抱いていました。
この日はしとしと雨が降る寒くて嫌な天気でした。
時刻は夕方の17時を過ぎたところですが、すでに暗い影が足を延ばして雨の霞の向こうで街灯がぼんやりとしています。
車は郊外を走る県道を時速50kmで走っていました。
子供の検診の帰りで「元気よく育ってますよ」医師の言葉に夫婦は暖かいものがこみあげてぃるようで幸せな気持ちでいました。
リアルな怖い話!すり抜けたバイク
道路は帰宅ラッシュの時間になり込み合い始めてきました。
片側2車線の県道を走っていると、ふいに車の横をバイクが猛スピードで駆け抜けていきました。
車のわきをすり抜けるように渋滞した列を縫って走っていきます。
「雨降ってるのに危ないなー」
旦那さんはそうつぶやきました。
しばらく走っていくと不意に渋滞が始まりました。
前非を見ると道路の真ん中でバイクが転倒してます。先程猛スピードで駆け抜けていったバイクのようでした。
「いわんこっちゃない。自業自得だよ」
片側二車線の片方は転んだバイクが封鎖していました。
運転手は立ち上がってバイクを直そうとしていました。幸いにも怪我はなかったようです。
バイクにトラックが突っ込んだ
次の瞬間タイヤとアスファルトがこすれあう激しい音がしました。
後方からです。
なんだと振り返る間もなく直ぐ真横を大型トラックが横滑りしながら視界の端を走り抜けました。
バイクに気が付かずに突っ込んできたのです。急ブレーキをかけているが間に合いません。
「危ない!」
トラックは急ブレーキをかけながら車体をきしませて二つにおれるようになりました。そして電柱をなぎ倒し表札にぶつかり止まりました。
「バイクの運転手は死んだんじゃないか?」
そう思った次の刹那です。
もう一台のトラックが突っ込む
タイヤのきしむ音がもう一度こだましました。
何ともう一台トラックが突っ込んできたのです。
バックミラーで一瞬だけトラックのヘッドライトが見えました。
トラックは周りの車に激突しながらそれでも止まることなく迫ってきます。
そして激しい爆音とともに衝突が体を貫きました。
夫婦はそのまま意識がなくなってしまいました。
レスキュー隊員の必死の救出
トラックに衝突され激しく変形した車に閉じ込められてしまったのです。
衝撃があまりに激しくガソリンタンクも変形しガソリンが漏れ出してします。
現場に到着した救急隊員の決死の救出作業の結果夫婦は車から救出され命を取り留めました。
車は夫婦が救出されて間もなく炎上しました。
しかし、救急隊員は気が付かなかったのです。知らなかったのです。
車に赤ちゃんがいたことを。
赤ちゃんが乗っていますのステッカーは二度と同じ悲劇が起こらないように救急救命士やレスキューの消防士によって考案されたといいます。
なるほど。悲しい話だったな。怖い話というよりも胸がきゅっとなる様なリアルに悲しい話だな。確かにレスキューの人は赤ちゃんまで気が付かないかもしれない。
レスキューの人に責任はないと思うけど、どうしてもなんで気が付いてくれなかったのって攻めたい気持ちが残る怖い話ね。赤ちゃんが取り残されると思うとリアルに怖い。
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誕生秘話はリアルに怖い話だった
子供が乗っていますステッカーはリアルに怖い話で紹介しました。子供は小さいから救急隊員が見落としてしまう事は本当にリアルにあるのかもしれません。子供を守るためにもステッカーを張っておいた方が良いでしょう。リアルに怖い話があなたの元で起こる可能性もあるのですから。
コメント
交通事故といえば、小さな事故から人の命に関わるような大きなものまで、一度起こしてしまったら、悲し想いになってしまいます。「赤ちゃん乗っています」の類のメッセージにそんな悲しい意味があったなんてこの記事を読んで初めて知りました。無事故で過ごしたいものです。
そういう意味だったと初めて知りました…。そんなに悲しい事故から生まれたものだと認識すると、普段目にしているものでも違って見えますね。その後のご夫婦の気持ちを考えるととてもやるせない思いに苛まれました。
そういう意味だったと初めて知りました…。そんなに悲しい事故から生まれたものだと認識すると、普段目にしているものでも違って見えますね。その後のご夫婦の気持ちを考えるととてもやるせない思いに苛まれました。