意味が分かると怖い話NO10「空洞の体」医療現場の短編怖い話
意味が分かると怖い話NO10
マジ!医療現場にまつわる怖い話
意味が分かると怖い話!脳死は勘弁してほしいな
彼は単独の交通事故で脳死の判定を受けた。
スピードの出しすぎによる無謀な運転が事故の原因だった。
それでも彼の皮膚細胞は無数の点滴と生命維持装置によって2週間も生き続けた。
現代の科学をもってすればまだまだ生かし続けることもできる。
だがこれ以上生かし続けても病院にメリットはない。
病院のメリットないとか怖すぎ(-_-;)
患者の家族にも負担がかかるだけだ。
もう終わりにした方が良い。
医師としてやるべきことはすべてやった。
生命維持装置を外して呼吸を止めれば、残っているものは魂の抜けた空っぽの体だけなのだ。
生命維持装置を外すときは怖いなw
「残念です。手は尽くしましたが…御臨終です。」
医師はとても苦しそうな顔で私に告げた。
医師の手で生命維持装置が外されるのを見つめる。
これで本当に終わってしまうのだと思うと涙が出た。
「最後に彼を抱かせてください」
最後のお別れに涙( ノД`)シクシク…
医師はやめた方が良いといったが私は彼を抱きしめた。
彼の亡骸は随分と軽くて悲しくなった。
2週間点滴だけで生かされた人間はこんな風になってしまうのか・・・
私はもっと早く楽にしてあげればよかったという後悔の念でいっぱいになった。
でも、ようやく苦しみから解放されたんだね。もう苦しまなくていいんだよ。
点滴だけだとそんなに痩せるんだwww
「………治療費は結構です」
医師は脳死による治療経過を学会に発表する代わりに治療費は免除してくれるといった。
「同じような事故にあった方を助けられるように医療を発展させていきます」
医師はそういった。
医療の発展に貢献できるのなら彼の事故にも少しは意味を見出すことが出来る。
私は深くうなずいて涙を拭いた。
「……これ以上遺体を見るのはお辛いでしょう」
この医者やべ~冷汗が出てきた(-_-;)
医師は私から彼を引き離すように彼の身体にシーツを被せた。
頭の先まですっぽりとシーツにくるまってしまうと、また悲しみが押し寄せてくる。
彼はもう生きてはいないんだ。
その現実が尖った棘のように突き刺さった。
「彼の体は医療の発展に貢献するのです。悲しみだけを背負うのやめましょう」
意味怖炸裂!最後の一文怖い(‘◇’)ゞ
医師の一言で私は立ち直れる気がした。
医師には感謝の言葉しかなかった。
シーツの下の彼の身体が空洞であるなど疑いもせず。
意味が分かると怖い話「怖い病院の解説」
最後の一文で全てをひっくり返す作品だな。
思わす「おー」って言いたくなるような優秀な意味が分かると怖い話の作品だな。
一言だけ面白い!!
最後まで全然気が付かずに読ませていただきました。
お話がひっくり返った瞬間にやられた!って感じで面白かったです。
意味が分かると怖い話の謎はないけど作者のミスリードが優秀で話の中に引き込まれる作品でよかったわ。ところでこの医者はいくら儲けたのかしら?
臓器移植で売っちゃったんでしょ?
う~ん
肝臓がいくらで売れるか調べてみると 肝臓は157000ドル(約1256万円)だとわかった。高いのか安いのか!?
俺の肝臓使ってみる?ミイラだけど(笑)
コメント
14階に住んでるのに、16階のボタンを押して、8回14階に止まったのか?