リアルな怖い話「結婚おめでとう」恐怖の手紙が怖すぎた

リアルに怖い！結婚式に元カノ現る

男と女がいればどうしたって生まれるのが、好きだ嫌いだの恋愛です。

1人の男が1人の女を好きになり、ずっと1人だけを思い続けて結婚し仲むつまじく一生を添い遂げられたなら、この世のトラブルは半分くらいなくなるかも知れません。

だけれど、恋愛に付きものなのが浮気です。

浮気心というのは誰にでもあるようで、政治家やスポーツ選手、芸能人など華やかな職業に就いている人は、結婚していても恋人が居てもあっちこっちでお盛んで、週刊誌をにぎあわせています。

怖い話よりやばい話！浮気相手に子供が出来た

さて、この話はわたしの友人が結婚したときの話です。友人には数年間付き合っていた恋人がいました。

「2人は結婚するんだろうな」

周りはみんなそう思っていました。

そんなおりに、友人からわたしに電話が切ってきました。

「俺結婚することになったんだ」

「あーそうかそうか、おめでとう」

「ああ…」

結婚が決まった男にしては友人の言葉はとても暗い。

「なんだか浮かない声してるけれどどうしたんだい？」

わたしが問いかけると友人はため息交じりにいいました。

「俺さぁ浮気してたんだよ、そしたら浮気相手の方に子供が出来ちゃって結婚することになったんだ」

過ちで結婚することになった怖い話！

これは驚きです。私は言葉が出ませんでした。

まぁ浮気した報いなのでしょう。本当に好きでもない女と結婚するのですから友人も不幸です。

結婚式の当日、私は頼まれて受付に立つことになりました。

そうすると一人の女性が現れました。コツコツコツとハイヒールの音をたて向こうからやってきます。

「あ、あなたは」

やってきた女性は雄仁の元恋人です。

元カノ現る！怖くて固まる私に手紙を

「こんにちはお久しぶり」

彼女は動揺した私と裏腹でにこやかな笑顔でそう言いました。

「この手紙を、彼と結婚するお相手の方に渡して欲しいの」

彼女は二つ折りにした便せんをテーブルの上に置きました。封筒にも入っていない一枚の便せんです。

そして、くるりと振り返ると彼女はそのまま立ち去りました。

私は便せんをつまみ上げるとはらりと開いて中身が見えてしまいました。

そこにはたった数行の文がしたためられていました。

手紙の中身が怖すぎた

お久しぶり

まえにあったのはいつだっかしら

えいがのﾃﾞｰﾄが最後だったかな

たまには私のこと思い出す？

ちょっとくらい私のことも覚えていてね

しばらく私は悲しかったけどたちなおった

ねぇ本当に今日はおめでとう

私は友人の元に手紙を持って行きました。私にはこのような手紙を持ってきた彼女の気持ちがわかりませんでした。

手紙の内容はありふれたものだったからだです。

しかし手紙を見た友人は見事に真っ青になりました。

「どうした？」

私の問いに友人は答えました。

「俺たちさ、二人だけにしかわからない暗号の手紙を送ってたんだ。これはその中でも簡単な奴さ。別の文章が隠れている。一番左の文字だけ上から読んでみな」

お前たち死ね

お久しぶり

まえにあったのはいつだっかしら

えいがのﾃﾞｰﾄが最後だったかな

たまには私のこと思い出す？

ちょっとくらい私のことも覚えていてね

しばらく私は悲しかったけどたちなおった

ねぇ本当に今日はおめでとう