意味が分かると怖い話「サバを読む」
意味が分かると怖い話/其の4
恋がしたい♡爺さん♪【短編の意味怖話】
私は今年60歳で会社を定年した。
これまでの青春でやり残したことといえば
「恋」
だ。
60の色ボケ爺だといわれるかもしれないが私は恋がしたいのだ~
だから出会い系や熟女系のお見合いパーティーに出かけるけどなかなか相手は見つからない。
ため息ばかりが漏れる・・・・
「↑↑ここまでは意味怖話フリです(笑)」
私の近所に80歳を超えた老人が住んでいる。
老人は若い頃には不動産屋を経営していたらしい。
「若いころは荒稼ぎしたぜ」
というのが口癖で洒落た戸建ての洋館に住み、外車を運転していた。
金をしこたま持っているらしい。
再婚したのか悔しいな(´;ω;`)ウゥゥ
その老人がだ!
最近若い女と再婚した。
私が憧れる「恋」をしていたのだ・・・
「若い女の肌は最高だ」
老人は年齢に見合わない絶倫ぶりを近所にアピールした。
私は悔しかった・・
俺は夜な夜な一人で妄想してるだけなのに、老人は若い女と良いことしてる。
「うらやまし~ヾ( •́д•̀ ;)ノ」
でもどんな方法で口説くのか知りたかった。
背に腹は代えられない私は老人に師事することにした。
「師匠!どうやって女を口説くのでしょうか?」
足元にすり寄り老人に尋ねた。
すると老人は快活に笑って答えた。
「簡単なことさ。20もサバを読めば女はつかまるよ」
意味が分かると怖い話【サバを読む】の解説付き
この話は面白い話ね♡
恋したいお爺ちゃん可愛かったな。
ところで意味が分かる怖いポイントとしてはやっぱり最後の不動産屋の爺さんのセリフね。
【20もサバを読めば女はつかまるよ】
このセリフをどう解釈するかによって頭の中にピンっと分かったマークが飛び出すわよ。
このお話は意味が分かると怖い話というより、意味が分かると納得の、謎解き系のお話でございます。
慧眼な読者諸兄のみなさまはもうお分かりだとは思いますが解説させていただきます。
ポイントは不動産屋さんの20歳もサバを読む
というところ。80歳を過ぎた元不動産屋のお金持ちの老人が20歳サバを読むと・・・
解説のいいところだけ持って生きますぅ~
不動産屋は実年齢80代。
20歳サバを読んで100歳だと言ったんです。
もうすぐ俺は寿命だから財産はアンタのものだ
そう言って口説いたんですね♡
この話は意味が分かると怖い話の中でも謎解き系のナゾナゾみたいな頓智話でした。誰かが死んだりグロイ表現が出てこなくて残念な人もいるかもしれ合いけど、たまにはこんなほんわかとした意味が分かると怖い話もいいんではないでしょうか。それでは次の意味が分かると怖い話もお楽しみにどうぞ。短編でサクッと読めて怖いけどレモンを舐めたような清涼感とスッキリするようなゾクゾク話です。
コメント
意味が分かると怖い話頑張って100話集めてくださいね。まだまだ少ない感じがします。
まあ我なりの解釈だが・・・
「美咲の母は美咲に、死んで私達と幸せに暮らそう」的なこと言いたかったんだと思われる
しねをshineにすると、輝くという意味になると思ったのは俺だけ?