入鹿池の心霊的怖い話し!
これは僕が大学生の時に先輩に聞いた話です。先輩は心霊スポットの入鹿池に男三人で出かけたそうです。池の周りを車で何周か周り心霊現象が現れるのを待ちました。
「やっぱり心霊現象なんて起きないな」車での移動にも飽きて入鹿池のほとりで缶コーヒーを飲んでいたときでした。不意に入鹿池の水面にぴしゃりという水音とともに波紋が浮かび上がりました。
夜中なので視界は効きません。先輩は目を細めて入鹿池の水面を注視しました。友人の2人は水音に全く気がついていない様子です。気のせいかなそう思った直後に今度はよりはっきりと水しぶきが上がりました。
水しぶきが上がったところには海藻のような物がユラユラとしています。その海藻がゆっくりと海面から飛び出したり潜ったりしています。
「おいあれ見ろよ」
先輩は友人に声をかけましたがなぜか2人は無視だつたそうです。そうしている間に海藻のような物が水面に盛り上がりその中から顔が現れました。
「ひっ」
声にならない悲鳴が漏れました。そこからは不思議なことに暗闇の中で起こったすべてのことが非常に鮮明に見えたといいます。まるで自分と得体の知れない相手と2人だけの世界に入ったようだったといいます。
水面に現れた顔はゆっくりと起き上がり上半身が現れやがては下半身も現れました。水中かが盛り上がり水の一滴一滴が体を構成していくようだったといいます。やがてすべての体が水面に露出すると水面を音もなく、すい、すいと歩いてきました。
まっすぐに先輩に向かってです。
先輩は金縛りに遭ったように身動きがとれませんでした。水面を移動し湖畔にたどり着くとその人は。その距離になるとその異様な物体が人の形をしていること。そして髪の長い女性であることがわかったといいます。
その人は少し躊躇してから、ピタっと足を陸地に上げました。もう一歩。先輩との距離はおよそ20メートルくらいです。
「心霊現象だ」
先輩は得体の知れない相手が心霊であるとわかったといいます。その刹那です。得体の知れない女性の心霊は猛スピードで駆け出してきました。もちろん先輩に向かってです。
慌てた先輩は思わず後ずさり足が絡まりその場に尻餅をついてしまいました。女性の心霊は先輩に向かってまっすぐに駆け寄ってきます。
やめろ、くるな!」
先輩は大声で叫びました。心霊は目の前まで迫っています。
ぴたり。
先輩の目の前で心霊は動くのを止めました。そしてじとっとした視線で先輩の顔を睨め回し全身を上から下までゆっくりと視線を這わせていきました。
「違うあんたじゃない」
目の前で女の心霊はそのまま消えてしまったそうです。
「おいどうしたよ。ぼうっとして」
それから友人に肩をゆすられて先輩は我に返ったそうです。心霊現象の事を友人に聞いても全く見なかったといわれたそうです。しかし先輩は確実に見たのだといいます。そして二度と入鹿池には足を向けないと誓ったそうです。
コメント
入鹿池行って来たよ。明治村とリトルワールドに行って夕方から入鹿池に行った。手ゴキボートがあった。これに乗ってみんなブラックバスつるんだろうな。残念ながらターボジジーには合うことができなかった。一度くらい幽霊見てみたいな。いろいろな心霊スポット行ったけど一度も心霊現象にあたったことがない!
入鹿池のピョンピョンババーとかターポジジーとかは完全なネタでしよょう。そのようなタイプの信頼が存在するというのは非化学的と言わざるを得ません。できることなら一度あってみたいですが・・・
ネタとしては面白いかもそれない。トランペット少年にはあってみたいかもしれない(笑)
心霊スポットって、基本的には信じてナインどけと、大学のバリバリ理系の教授が、死後の世界はかならずあるといっている。
「少なくとも今の科学は心霊を否定することが出来ない」
と言っていた。教授はノーベル賞の候補に挙がるような人。
私もオカルトを信じるしかないのだろうか