千歳楼の廃墟が心霊スポット化！動画や画像で千歳楼のヤバイ闇に迫る

心霊廃墟！千歳楼の怖い話

先輩に誘われて千歳楼という所に行ったのが8月25日でした。名古屋市内から車で1時間くらいで千歳楼の廃墟前まで行くことが出来ました。時間は夜中の3時です。千歳楼は怖いと聞いていましたが夜中に見るとマジでヤバい感じがします。

夜中の千歳楼はこわすぎだｗｗｗ半分泣く

その日は小雨が降っていましたが暑い日だったので僕と先輩は傘もささずに濡れたままで歩きました。千歳楼の周りは3m近いバリケードで囲まれています。そしてあちこちに防犯カメラまで。

「千歳楼って入ったらマジヤバいんじゃないですか？」

僕が先輩に聞くと先輩は「任せろ」といって千歳楼の前を素通りして細い路地に入っていきました。

千歳楼横の細い路地ってなんか怖い感じがするな

細い道は直ぐに行き止まりいなりましたが河原へ下りていく草むらに繋がっていました。僕と先輩は草をかき分けながら河原へ下り千歳楼の裏手に回りました。そこで懐中電灯をつけると目の前に全てのガラスが割れた異様な姿の千歳楼が全容をあらわにしました。

夜中の千歳楼は圧倒的な存在感でそこに立っていました。まるで斜めにこちらへ覆いかぶさる様な感じです。建物が傾いているのではなく千歳楼の内部から心霊的な重たい空気があふれ出しているのです。僕は心臓がギュッと重くなるのを感じました。

心臓が潰されそうになるなら千歳楼はやめとけwww

「行くぞ」

先輩の短い一言で僕は背中を押されガラスが割れた窓から千歳楼に侵入しました。

「カビくせー」千歳楼に入った瞬間に僕は後悔しました。涙があふれるくらいにかび臭いのです。洋服の首元を顔まで引き上げ顔を半分覆い隠しマスクにしました。

「ココで写真を撮るぞ」

先輩は持ってきたカメラで写真を撮りまくります。30分位写真を撮りまくった先輩は汗まみれになっていました。僕は壁にもたれて先輩が写真を撮る姿を見ていました。

千歳楼のフロントの黒電話が鳴る！

その時です。先輩が写真を撮るカシャカシャという音に交じってどこからかりりりりりりんと小さな音が鳴りました。最初は携帯かと思って画面を見ましたが違います。先輩は音に気が付かないようで写真を撮っています。そのうちりりりりりんという音が大きくなってきます。

「ウソだろ」

僕は怖くなって先輩を呼ぼうとしましたが声が出ません。金縛りです。

そうこうしているうちにりりりりりりんという音はどんどん大きくなりそれが電話のベルだという事が分かりました。廃墟と化した元フロントに一台の黒い電話が置いてあるではありませんか。その黒電話が激しく音を立てているのです。

黒電は怖いわ千歳楼怖すぎ(泣)

先輩は気が付いていないのではなく聞こえていないようです。僕の耳には頭がガンガンするほどのボリュームで電話のベルが鳴っています。その時です。耳元ではっきりとした声が聞こえました。

「どうして出ないの？」

その声は耳元で囁くように聞こえます。息を吹きかけられたような感触さえありました。僕はそのまま気を売神まってしまいました。