ロシアがドーピング問題でオリンピック出場できない⁉
体操、日本は惜しかったけれど、金メダルのROCのBGMがチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番✨
— happywanwan (@ikatamo8940) July 26, 2021
ステキだったなっ🎶🎹🎶🤩 pic.twitter.com/dwvI3GdAAq
オリンピックで見知らぬ国旗が掲揚されている!
テレビを見ていて違和感を感じた人も多いはずです。
メダルを授与されているのは、白人の選手です。
日本なら日の丸が、アメリカなら星条旗が掲揚されるシーンなのに、オリンピックの五輪のマークの旗が掲揚されています。
そして国の略称のところにはROCと書かれています。
ROCって何?そんな国あったっけ?私が知らないだけ?
実はROCの選手は「ロシア」の代表なのです。
ロシアは組織的なドーピング問題で、国としてのオリンピックや国際試合に出場できないのです。
ROCとは?ロシアオリンピック委員会の略称
ロシアは組織的なドーピング疑惑で、国際的に「黒」の判決を受けてしまいました。
ロシアはオリンピックに参加させない!
制裁的な発令です・・・
だけとドーピング歴のない選手への救済の手段も用意されました。
それが「国」ではなく「個人資格」での出場だったのです。
ロシアではなくロシア勢での参加。
ロシアの代表選手ではなくてロシア勢の選手なんですね。ややこしい・・・( ̄▽ ̄;)
ロシアとROCロシアオリンピック委員会の違い
アブちゃん
— Shimi-GymFan_JPN【しみ】 (@pipinoko168) July 26, 2021
ダビド
ダラロヤン
ナゴルニー
ROC(ロシア)おめでとう!! pic.twitter.com/X4oWjhqaE6
国としての出場が認められないロシアの選手。
ロシア勢の選手は個人資格としてオリンピックに参加しています。
個人の集まりである、ロシア勢の選手の登録先として活用されているのが、ロシアオリンピック委員会(ROC)です。
ロシア勢はメダルを取っても国旗を掲揚してもらえません。
国家も流すことができません。
メダルの表彰式だけではなく、開会式の入場でも国旗を振る事や国歌を流す事ができませんでした。
「日の丸を背負う」
日本の代表選手がよく使う言葉ですが、ロシアの選手も同じ思いなんでしょう。
全体主義体制のソ連の影響を今も残すロシアなら、国に対する意識は日本人よりも深いのかもしれません。
ロシアのドーピング問題とは?
アブちゃん
— Shimi-GymFan_JPN【しみ】 (@pipinoko168) July 26, 2021
ダビド
ダラロヤン
ナゴルニー
ROC(ロシア)おめでとう!! pic.twitter.com/X4oWjhqaE6
ロシアのドーピング問題の端を発したのは2014年。
ロシア選手が命がけの内部告発をしたのです。
内部告発はロシアのドーピング汚染と隠蔽体質の実態を生々しく、明らかな証拠を持って示されていました。
スポーツ界最大の暴露として世界を震撼させました。
その後もロシアのドーピング実態の暴露が続き、国家ぐるみの犯罪行為だと認定。
各競技連盟は次々とロシアの排除に乗り出します。
その結果としてリオデジャネイロ・オリンピックでは、100名以上のロシア選手が出場することが出来ませんでした。
国単位で違反をやっちゃたら出場が認められないのも仕方がないのかもしれないね
ロシアはいつまでROCなのか?
ロシアのドーピング体質はスポーツの信頼を揺るがす。
IPCパラリンピック組織委員会は、ロシアの全面排除を訴えます。
これに不服を唱えるロシアはスポーツ仲裁裁判所に裁定を委ねます。
当初はロシアの訴えを全面棄却し4年間の全面的な国際試合からロシアを排除する姿勢を見せました。
ところが最終的には2年間の出場停止。
そしてドーピング歴の無い選手は個人資格で出場が認められる結果になりました。
東京オリンピック、北京冬季オリンピックには、ロシア勢は個人資格で出場できる道が残されました。
ロシアの健全な選手を守る。
という側面もありますが、「大甘判定」だと批判も相次いでいます。
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