和歌山少女虐待事件とは何だったのか?
和歌山で死亡の少女 虐待の疑いも 母親は妹連れ自殺か https://t.co/0bFU7VxjxB
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 11, 2021
和歌山県で146歳の少女が虐待死。センセーショナルな見出しが新聞の紙面を騒がせたのは2021年6月だった。
和歌山市加納のアパートの一室で鶴崎心桜(こころ)さん当時16歳の変わり果てた姿が発見されたのだ。
死因は全身打撲による外傷性ショック。
アパートには外部から侵入された形跡はなく「家庭内で暴行・虐待」があったのではないかと想像される状況。
2021年8月9日で鶴崎心桜(こころ)さんが亡くなって2か月になる。
和歌山少女殺人事件とは何だったのか2か月の経過から見えてきたことを振り返る。
Twitterの意見
16歳の子が全身打撲で亡くなるとか、よっぽど酷い暴行を受けてたんやろね..
— ひびきとエソラ (@hibiesomam) June 11, 2021
父親からなんか母親からなんかわからんけど、誰にも助けてもらえやんかったなんて可哀想すぎる…
和歌山で死亡の少女 虐待の疑いも 母親は妹連れ自殺か(朝日新聞デジタル) https://t.co/nIdP2AKVId
和歌山少女殺人事件の死因「全身のあざ」は何だったのか?
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鶴崎心桜さんの全身には複数の痣があった。
「長女が血のような黒いものを吐いて意識がない」
消防へ緊急通報が入ったのは6月9日の午後3時。
病院へ搬送された心桜さんは、あばら骨や複数の骨折、全身に広がる痣により「外傷性ショック」で亡くなった。
死因は外傷性ショック。
警察の調べによりと心桜さんが亡くなったアパートに、外部から侵入されたような後はなかったという。
外部からの侵入がなかったということは、悪意ある第三者によって暴行を受けたのではなく、親しい誰かによる暴行だったということを意味している。
つまり家庭内暴力、家庭内虐待だ。
心桜(こころ)さんの痣には古いものがあった
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報道によると心桜さんの前身の痣は、古いものも沢山あったようだ。
古い痣というのは「虐待が長期間」に及んだことを意味する。
心桜さんの家庭環境は母親、母親の再婚相手の男、母親と再婚相手の間に生まれた妹の4人家族だった。
少女を死に追いやった虐待は、母親か再婚相手のどちらか、又は両方の犯罪だろう。
Twitterの意見
昨日、和歌山県で16歳の少女が虐待で死亡しました。和歌山県て、小さい地域にも関わらず、なぜ、ドン・ファン事件といい悲惨な事件が多いんかな。
— pocchan🤗 (@pocchan08709223) June 11, 2021
謎。少女の件にしても、学校はきちんと把握してなかったのか、地域住民は通報義務があるけど怠慢だったのか、警察や児童相談所が知らんぷりしてたのか。 https://t.co/HKzY6VlexC
和歌山少女虐待死事件!母親と妹の無理心中
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消防に緊急通報をしたのは心桜さんの母親だ。
しかし病院に付き添ったのは義父の男性だった。
母親と妹は心桜さんが病院に搬送された頃、全く別の場所に向かって車を走らせていた。
母親と妹が向かった場所。
それが関西空港連絡橋だった。
心桜さんが病院に搬送された約1時間半後、母親と妹は共に海に浮かんでいたのだ。
母親が妹を巻き込んだ無理心中だったとみられている。
橋の上には母親の所有する車が放置されていた。
関西空港連絡橋から飛び込んだのだろう。
遺書は見つかっていない。
和歌山少女死亡事件!中学生で生活環境が激変した
「ここはよく笑う、みんなのお姉さんのような存在でした」
心桜さんは友人から「ここ」と呼ばれる少女だった。
良く笑いお姉さんのような存在だったという。きっと面倒見が良い一面を持っていたのだろう。
しかし彼女の笑顔は中学生のある時期から曇りがちになった。
両親の離婚。
2013年の5月に両親が離婚。事件の8年前だから、心桜さんは8歳で小学2年生の頃だ。
心桜さんは父親に引き取られ「父子家庭」での生活が始まった。
「仲良く家事を分担していた」
情報によれば父子家庭の生活はそれほど悪いものではなかったそうだ。
しかし仕事の都合で一人で過ごす時間が多くなった心桜さん。
中学二年で母親の元に引き取られることになります。
和歌山少女殺人事件!少女を襲う悲劇
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中学2年生で心桜さんに新たな生活の変化が起こりました。
母親に引き取られたのです。
16歳で亡くなった心桜さん。事件から約3年前の事です。
母親のアパートには、再婚相手の男性と、再婚相手の間に生まれた妹がいました。
心桜さんが引き取られた当時の妹の年齢は約1歳です。
この時期から心桜さんは学校を休みがちになります。
和歌山少女事件!少女が漏らした言葉「妹の面倒」を見る
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母親に引き取られた頃から学校を休みがちになる心桜さん。
友人には「学校に行きたいがいけない」と漏らしていたそう。
少女は学校に行きたかったし、もっと前向きに生きたかったのだろう。
しかし心桜さんの要望は叶わなかった。
「妹の面倒を見なくてはならない」
「家に帰りたくない」
少女は友人に自信の環境をこう訴えていたという。
しかし彼女自身も、友人も問題を解決するには若すぎた。
中学3年生になると、ほとんど学校には姿を見せなくなった。
しかし「専門学校に通い美容師になる」という夢は持っていたそうだ。
自宅に残された心桜さんの持ち物は極めて少ない
「妹の絵本んおもちゃは沢山あったが、心桜さんの持ち物は・・・」
捜査関係者によれば心桜さんの持ち物は極めて少なかったという。
逆に妹のおもちゃは沢山あったそうだ。
妹は母親と再婚相手の間に誕生した子供。
心桜さんは前夫の子供。
その差なのだろうか?
「母親と妹はよく見かけた。心桜さんの姿はほとんど見かけなかった」
近所の人はそう語り「3人暮らしかと思っていた」と付け加える。
和歌山少女殺人事件!生存する関係者は再婚相手の男だけ
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和歌山少女虐待事件の関係者で生存しているのは、母親の再婚相手の男だけだ。
心桜さんは亡くなってしまった。
母親は妹を道連れにし海に浮かんだ。
母親の再婚相手は、大量のカフェインを服用し首をくくったらしい。
しかし男の自殺は失敗し生き残っている。
心桜さんの身に何が起こったのか?
家庭内で何をしたのか?
真実を知るのは「再婚相手の男」だけだ。
事件から2か月が過ぎたが、男の口から新たな証言が出たという報道は無い。
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