ドラえもんの感動!涙無くして見られない作品
ドラえもんといえば藤子不二雄先生が生んだ世界のスーパーエンターテイメント作品。
日本を飛び出して世界で活躍しています。
ストーリーはといえば、のび太のワガママにドラえもんが秘密の道具で手助けをする。
だけど、道具に頼りすぎたり、やりすぎたりで毎回失敗に終わる・・・(ーー;)
「道具に頼りすぎるな」
という教訓めいたお決まりパターンです。
そんなドラえもんのストーリーの中に、感動的で泣ける話が隠れているのをご存知でしょうか?
今回はドラえもんの感動的で泣けるストーリーを紹介します。
ドラえもん感動の泣ける話①台風のフー子
ドラえもんの泣ける感動の話の1番目は「台風のフー子」というストーリー。
ある日しずかちゃんが飼っている小鳥を見てのび太が例のワガママを始めます。
「ねぇ〜ドラえもん。僕も何かペットを飼いたいな」
ドラえもんはポケットの中をガサゴソしてなにかの卵を取り出しました。
「ドラえもん、この卵なにが生まれるの?」
「わからない」
フー子が生まれた卵は、ドラえもんさえ何の卵だったか忘れていたのです。
「何が生まれても大切に育てるなら・・・」
そんな条件でのび太は卵を受け取りました。
ドラえもんの感動の話!謎の卵から生まれた台風のフー子
そして謎の卵から生まれたのが台風のフー子でした!
マジ?台風が卵から生まれるの?藤子不二雄先生の感性がすごい。
卵から生まれたフー子は、犬や猫と同じように、いいえ、それ以上に感性豊かなペットでした。
ご飯も食べます。
フー子のご飯は暖かな空気。
この辺りは妙にリアルだったりします(ーー;)
のび太はロウソクの火で空気を暖めてフーコに与えました。
「フー子は可愛いね。どんどん食べて大きくなりな」
やがてフー子はのび太の希望通り、どんどん大きくなりイタズラもするようなります。
台風が多いくなるんです( ̄▽ ̄;)この辺りから嫌な予感がしてきますね・・・
ドラえもんの泣ける話!フー子はやっぱり台風
フー子がイタズラをすると部屋の中はぐちゃぐちゃになります。
だって台風ですから!パワーは半端ない。
のび太もドラえもんもフー子はカワイイ。
だけどだんだんと手に負えなくなってきているのも事実。
すでに部屋に納らないサイズになってきたのです。
「フー子をこの先どうすればいいのだろう」
のび太とドラえもんの不安が僕たちにリアルに伝わってきます。
このままではだめだよね。
フー子と大型台風!僕たちのために
そんなときに大型の台風がのび太の街に接近してきました。天気予報では大きな被害が出ることが予想されています。
どうやらのび太が住んでいる街を直撃するらしい。
そのニュースを見たフー子。
「大型の台風を止める!」
フー子は誰にも相談せずに決心します。
フー子はたった1人で大型台風に戦いを挑みました。
荒れ狂う風、カミナリ、その中でフー子は必死に戦いましす。
史上空前の大型台風に赤ちゃん台風のフー子が勝てるはずなかった
空を覆っていた真っ黒い雲。相手は史上空前の大型台風。
勝てる見込みはありません。
しかしそれでもフー子は戦いました。
のび太君とドラえもんのために負けない。
天気ニュースでは日本から飛び出した小型台風が大型た風にぶつかり絡み合ったまま動かないことを報じます。
やがて空を覆っていた真っ黒い雲の隙間から光がさします。
フー子がやったんんだ・・・
「すごいよ」
とき2つの台風は天気図のレーダーから消えていました。
大型台風は消えました。
そしてフーコもまたいなくなったのです。
のび太の足元を小風が吹き抜けていく。
「フー子・・・」
のび太が風に声をかけましたが、もちろん返事はありません。
フー子は大好きなのび太やドラえもんのために戦い、勝利して消えたのです。
ドラえもんの泣ける感動のストーリー台風のフー子でした
ドラえもんとのび太の絆に感動!泣ける話②スタンド・バイ・ミー
ドラえもんの映画シリーズは基本的に感動的な泣けるエンディングを迎える作品が多いです。
子供達と子供の気持ちを忘れない大人のために「夏休み」に劇場公開されてきました。
そんなにドラえもんの映画シリーズの中でも、特に感動的な名作がスタンド・バイ・ミーです。
①と②が公開されましたね。
ドラえもんとのび太の出会い。そして悲しい「別れ」までを描いた作品。
二人の固いきずなと、どうしようもない現実に涙腺崩壊するのが必至です。
スタンド・バイ・ミーのび太とドラえもんの出会い
ドラえもんはのび太の子孫のセワシ君が、未来を良くするために祖先に送った教育ロボットです。
未来のセワシ君が過去ののび太にドラえもんを送る話。
「このままでは最低の未来になるやん。俺の祖先いい加減にしてや」
そう毒づいたせわし君が自分の世界をよくするために、過去の祖先であるのび太君を教育するのがスタンドバイミーの基本コンセプトです。
祖先ののび太君を教育し幸せな未来へ導くのが「我らがドラえもん」です。
のび太の未来と子孫たちの困った現実
のび太君がこのままの生活を続けると未来はどうなるか?
大人になったのび太君
- 会社に就職できない
- ジャイ子と結婚する
- 起業する
- 会社が全焼で倒産
- 莫大な借金だけが残る
- 子孫ものび太の借金に苦しむ
のび太の未来はが~ン!感動どころではなく泣くに泣けない苦しい生活が待っているんです。
のび太のお先真っ暗( ̄▽ ̄;)
そんなのび太の未来を変えるために送り込まれたのが22世紀からやってきた「お世話ロボット」のドラえもん。
スタンドバイミーは未来からのび太君を教育するプログラムだった
スタンド・バイ・ミーの世界では、ドラえもんは過去のび太を教育するのを嫌がります。
そんなドラえもんに対しセワシ君は「なしとげプログラム」を使用します。
なしとげプログラムの目標は「のび太を幸せにする」こと。
のび太を幸せにするにはしずかちゃんと結婚させることでした。
しずかちゃんと結婚出来れば最低の未来は回避できると考えから。
もちろん単純にしずかちゃんと結婚するのではなく、のび太が成長ししずかちゃんがのび太と「結婚したい」と思わせなくてはいけません。
こうして22世紀からやってきたドラえもんはイヤイヤながらのび太と生活を始めます。
ちなみにドラえもんがイヤイヤながらも承諾したのはどら焼きの味の虜になったからでもあります♪
スタンド・バイ・ミー!泣ける感動のストーリー
スタンドバイミーの感動で泣けるストーリーを起承転結で紹介します。
スタンドバイミー「起」
夢の中でしずかちゃんと遊ぶのび太。ところが夢の中で母親に叩き起こされたのび太は、いつもの二度寝で学校に遅刻。廊下に立たされジャイアンやスネ夫に馬鹿にされます。放課後の空き地で野球をするとエラーを連発して赤っ恥描きます。
その様子をタイムテレビで未来の22世紀から見ていたのがのび太の子孫のセワシ君でした。先祖のあまりの情けなさに嘆いたセワシ君は「お世話ロボット」のドラえもんを過去に送り込むことを決意します。
セワシ君はのび太にこれから起こる未来をのび太に見せます。のび太の未来は会社に就職できず、ジャイアンの妹のジャイ子と結婚し、起業したものの全焼し倒産。その借金が未来の子孫にも迷惑をかけているというもの。そしてドラえもんに「のび太を幸せにしないと帰れない」というプログラムを仕込みセワシ君は22世紀に帰っていきます。
スタンドバイミー「承」
のび太を幸せにするには「しずかちゃんとのび太を結婚させること」と認識したドラえもんはのび太に秘密の道具で援助を始めます。
- 遅刻しそう➡どこでもドア
- 花瓶を割った➡タイム風呂敷で元通り
- しずかちゃんの服を汚す➡着せ替えカメラ
- お手伝い➡ハッスルねじ巻き
などなど色々なアイテムでのび太を助けます。しかしクラスで一番の秀才の出木杉にはどうしてもかないません。落ち込むのび太にドラえもんが差し出したのが「刷り込みたまご」です。鳥が卵から生まれて最初に見たものに懐く習性を利用し強制的に恋させるアイテムです。しずかちゃんが卵から生まれた瞬間に自分を見るようにのび太は画策。ところが失敗して出木杉やしずかちゃんにこっぴどく叱られます。
深く反省したのび太は「自分の力」で出来ることから始めようと翌日のテストの算数の勉強を始めます。猛勉強したのに結果は0点でした。テストは算数ではなく漢字のテストだったのです。
「結局自分は何をやってもうまくいかないんだ。こんな僕と結婚したらしずかちゃんだって不幸になる・・・」
のび太はママに遠くに引っ越そうといいます。しずかちゃんのスカートをわざとめくって嫌われようともします。飲むと確実に嫌われる薬「虫すかん」を一気に飲み干しドラえもんやママからも嫌われてしまいます。
ところがしずかちゃんだけはのび太に手を差し伸べトイレに連れていき薬を吐き出させました。
スタンドバイミー「転」
ドラえもんがやってきてからしばらくして未来が少しずつ変わっているという話を聞くのび太。なんと結婚相手がジャイ子からしずかちゃんに変わったというのです。喜び勇むのび太。ところが出木杉としずかちゃんが一緒に居るところを見るとどうしても不安になります。そこでタイムテレビで自分の未来を見せてもらうことにします。ここで見る未来の光景が「雪山の遭難」です。
雪山の遭難
タイムテレビで見た光景は14年後の自分の姿。大人になったしずかちゃんと雪山登山の計画を立てましたが風でダウンして寝込んでいます。しずかちゃんはといえば単身で雪山登山です。ところが雪山は悪天候になりしずかちゃんは遭難。その様子を見ていたのび太はタイム風呂敷で青年の姿になり、タイムマシンでしずかちゃんを助けに行きます。
「タイムマシンを使えば未来は変わる!必ずしも良い方向になるとは限らない」
ドラえもんはのび太に忠告します。それでものび太はしずかちゃんを助けに未来の雪山へと向かいました。しずかちゃんを必死になって助けようとするのび太。しかし持ってきた道具は役に立たず、逆にしずかちゃんに助けてもらう羽目に。それでものび太は必死にしずかちゃんを助けようともがきます。その姿を目のあたりにしたしずかちゃんは
「このあいだの返事、OKよ」
とのび太に告げます。しかしそのまま意識が飛びぐったりとしてしまいます。どこでもドアまでしずかちゃんを運ぼうとするのび太。しかし雪山の自然はのび太としずかちゃんを簡単に飲み込もうとします。それでも自力で頑張るのび太。
「この日のことを忘れないでくれ」
のび太は未来の自分に向かって強く願いました。すると未来の本当のび太が思いを受け止め雪山からのび太としずかちゃんを救いだします。
「ドラえもんは君の、僕の子供の頃の友達だった。ドラえもんとの時間を大切にしろよ」
未来ののび太青年にのび太君はそう告げられます。のび太君は未来ののび太青年にプロポーズが受け入れられたことを伝えました。
結婚式の前夜しずかちゃんとパパ
ドラえもんとのび太は「未来の自分の結婚式」を見に行くことにします。到着したのは結婚式の前日。結婚式前夜のしずかちゃんの様子を見に行きます。しずかちゃんはどうにも浮かない顔をしていました。正直電波で彼女の心の声を聴いた二人。
「パパ! 私、結婚やめる!だって私がいなくなったらパパは寂しくなるでしょう?」
驚くドラえもんとのび太。しずかちゃんのパパは優しくこう言いました。
「君は十分に素晴らしい贈り物を私たちに残してくれたよ。数えきれないほどの思い出という形でね」
そしてこれまでの思い出を語ります。
「のび太くんを信じなさい。あの青年は人のことを想い、人の不幸を哀しむことができる人だ。そんな彼を選んだ君を誇りに思う」
結局のび太とドラえもんは結婚式を見ることなく過去に帰ります。
スタンドバイミー「結」
「僕は今、みんなに幸せを分けたい!本当にハッピーだ!」
過去に戻ったのび太はタケコプターで空高く舞い上がりそう叫びました。その瞬間にドラえもんの体内にセットされたプログラムが開所されました。
「のび太を幸せにする」というお世話ロボットの目標が達成されたのです。目標が達成されると48時間以内にドラえもんは22世紀に帰らなくてはなりません。
「君は未来を変えることができた。君自身も変われた。僕は本当は君の側にずっといてあげたいんだ。これからジャイアンにいじめられても独りで立ち向かえる?」
ドラえもんはのび太にそう言い聞かせます。ドラえもんの気持ちを受け止めたのび太は「ドラえもんが居なくても大丈夫なんだ」と見せるためにジャイアンに立ち向かいます。殴られても蹴られても立ち上がるのび太。決着はとうとう夜中になってしまいます。とうとう「俺の負けだ」とジャイアンに負けを認めさせました。そして翌朝、のび太が目を覚ますとドラえもんの姿はもうありませんでした。
さてドラえもんが未来に帰ってからしばらく時が流れた4月1日。スネ夫に「ツチノコがいる」と騙されて土管をのぞき込み犬にお尻をかまれるのび太。ジャイアンには「そこにドラえもんが居た」と「エイプリルフール」の嘘をつかれ馬鹿にされます。
「どうしても我慢できないときはこのスイッチを押して。必要な道具が出てくるから」
最後のドラえもんが残していったスイッチをのび太は押します。出てきたのは「ウソ800」という言葉にしたことがすべてウソになる薬。
さっそく空き地でジャイアンとスネ夫に向かい「今日はいい天気だな」と告げました。すると2人の頭上にだけ大雨が降りだしました。さらに「スネ夫は犬に嚙まれない」といえばどこからともなく現れた犬にスネ夫は嚙みつかれます。「ジャイアンはお母さんにたっぷり可愛がられる」といえばジャイアンのお母さんが飛んできてジャイアンはこっぴどく叱られました。
2人をやっつけたのび太。しかし虚しさだけが心に残りちっとも楽しい気持ちになんかなりません。「ドラえもんが居ない。もう二度と会えないから」のび太は下を向きつぶやき家に帰ります。すると開くはずのない机の引き出しが動き出し、ドラえもんが飛び出してきました。
「なぜか急にのび太君のそばに居ても良いことになったんだ」
ドラえもんはそう言いました。のび太は涙を流し
「全然嬉しくない!ずっとドラえもんと一緒に暮らさない」と抱き合い再開を喜びました。
ドラえもんが好きな方におススメの裏都市伝説
ドラえもんなのに怖すぎて笑えない怖い話です。ドラえもんの感動で泣ける話を読んでほっこりスタ貴方の心。この記事でクールダウンしてもませんか?
富士子先生の遺作で最後のお別れの映像だといわれる「行かなきゃ」の真実。本当のことは闇の中だけど都市伝説的に真相を考察してみた。行かなきゃの真実が今明らかになる。
コメント