①ジブリ都市伝説!崖の上のポニョはかなり怖い話だった⁉
崖の上のポニョ。
主人公は母なる海の神「グランマンマーレ」と元人間で神の使いとして働く魔法使いのフジモトの子供であるポニョ。
ポニョは全能たる海の神を母に持つので、強い魔法を使うことができます。
ポニョの一つが
「境界の向こう側に人を連れて行く能力」
ポニョにキスされた人間はこのむと好まざるとに関わらず、境界の向こう側に強制的に連れて行かれます。
ポニョの世界観で境界の向こう側とはどこをさすのか?
境界の向こうとは海の中の世界。
でも少しだけ深読みして都市伝説風に解釈すれば「境界の向こう側」とは死の世界なのではないか?
という疑問が普通に湧いてきます。
ジブリ都市伝説!崖の上のポニョは死後の世界を描いた作品?
トトロは見えるか見えないかの森の精霊を描いています。
千と千尋の神隠しは「神の領域」を描き出しています。
スタジオジブリの作品には
「生きている人間」「そうではない人間」
というのが明確に存在します。
ジブリのアニメでは究極の相対性をデフォルメして主人公の成長を描きます。
ポニョの境界の向こう側というのは何を意味しているのでしょうか?
境界の向こうを行ったり来たりできるポニョ。
彼女は死後の世界と現世を往復する死神的存在なのかもしれません。
ジブリ都市伝説!
崖の上のポニョは死後の世界を描いた作品だった
ジブリ都市伝説!ポニョは死神ワルキューレの長女?
ポニョはその体が「ぽにょっと」していることから宗介に命名されたあだ名です。
ポニョにはちゃんとした本名があるのです。
ポニョの本名はブリュンヒルデ
都市伝説では「北欧神話に登場する女神ワルキューレの娘の一人」だという説が有力です。
ワルキューレは戦の神で、勝敗を左右するのと同時に、戦士した者の魂をオーディン神殿に導くという役割も担っています。
宮崎駿はポニョになぜブリュンヒルデという名前を与えたのでしょうか?
ポニョのイメージが、戦士した者の魂を誘う死神と重なったからなのでしょうか?
都市伝説ではポニョは死後の世界を描いた作品だと言われています。
ポニョの世界では誰が死に、誰が天国に導かれたのでしょう?
あるいは地上世界のしがらみから解放され海に帰ったのかもしれません。
本編では地上では体の自由が利かなかった老人たちが踊りだすシーンがあります。
地上の重力から解放され海に帰ったからこそ「体」という入れ物から解放され自由になったのかもしれません。
ポニョの本名からも彼女が死神の役割を持った運命だということを物語っています。
ジブリ都市伝説崖の上のポニョ!
ポニョは死神ワルキューレの娘!魂を誘う神の使いだった
ジブリの都市伝説!津波に飲まこまれた人が生きているのは何故?
崖の上のポニョて宗介の住む海岸の町が大津波に飲み込まれます。
しかし大津波で街は壊滅したのに誰一人として亡くなりませんでした。
宗介の母が勤めるデイサービスに通う「足が不自由な老人たちも避難」することができました。
なぜか?
「今は不思議なことがたくさん起きているけど大人になればわかるわ」
宗介のお母さんは意味深なことを言います。
津波に飲まれて生きているって不自然じゃね
津波に飲まれた人が全員生きていた・・・
都市伝説に風に考えるとこうなります。
「初めからみんな死んでたんじゃね?」
つまり、ポニョの世界は死後の世界を最初から描いていたんではないかということ。
あるいは
津波に飲まれて全員死んでしまった。
どちらかといえば、津波に飲まれて全員死んでしまったという都市伝説のほうが物語的にあっている気がします。
だって、物語の終盤には老人ホームで車椅子に乗っていたお年寄りが
「走れるって素敵ね」
そう言って体が不自由だった老人が元気に走り回るシーンがあるのです。
ポニョの父親で魔法使いのフジモトが「幸せな魔法」を使ったという通説もありますがおそらく違います。
お年寄りが走り回れたのは、現世のしがらみや動かない体から開放されたからにほかありません。
つまりこの世の住人ではなくなったからなのです。
ポニョの能力でスタジオジブリの宮崎駿がデフォルメした「境界の向こう側」に行ってしまった人達だから自由になったのです。
ジブリ都市伝説崖の上のポニョ
津波に飲まれても全員無事ではなく全員死亡していた⁉
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