第二期おそ松さんの最終話ってどんな感じ?
おそ松さんの第二期最終話。
簡単に言えば地獄に落ちてそこからの復活です(笑)
おそ松さんらしいハイテンソションでシュールな苦笑いが盛り沢山です(ーー;)
地獄に落ちた理由、そして地獄からの復活を理解するには最終回の1話前の24話の「桜」を理解する必要があります。
ネタバレ含め最終回を軽く解説します!
おそ松さん最終回の1話前の桜とは
おそ松さんの最終回の1話前で6つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松のシュールで自堕落な自己責任ニート生活に大きな転機が訪れます。
父親の松造がぶっ倒れる!
6つ子の生活を支えていた大黒柱の父ちゃんが倒れたのです。
これには流石の6つ子達もタジタジ。
「俺たちのせいだよな」
「うちの家ってずっと父さんひとりに頼りきりだから…」
センチメンタルな反省からそれぞれが就職活動を始めます。
バイト、紹介された仕事、中華料理屋、音楽関係、ハローワーク、それぞれに方向性をもってあるき始めます。
「働いたら負け」
そんな風にのんきに生きて来た6つ子の自立です。
合言葉は「ちゃんとした」
おそらく「ちゃんとした」の先には「ちゃんとした大人になる」だでたのでしょう。
そして父ちゃん松造の負担を減らす。
それぞれが「ちゃんとした」結果、松野家ではご飯もバラバラ。
お風呂の時間もバラバラ。
いつも一緒な動いていた6人の時間に、少しずつ誤差が生じるようになりました。
イヤミは相変わらずのハイテンション
その頃イヤミはといえば相変わらずのハイテンション。
「宝探しに行くざますよ」
おそ松を誘います。
しかし「ちゃんとした」おそ松は、今までのように二つ返事はできません。
宝探しに旅立つイヤミの背中を見送るしかありませんでした。
「ちゃんとした」はずなのに何かが違う・・・
おそ松はそう悩み始めます。
ここまでが最終回の1話前です!のん気で悩みと無縁そうに見える6つ子が、それぞれにちゃんとして苦悩しました。
そして青春に陰りが見える、夕日のようなセンチメンタルな雰囲気を引きずりながら怒涛の最終回に突撃します。
おそ松さん怒涛の最終話25回ほ地獄行き!?
さぁ最終回!前回6つ子は現実の我々と同じように青春の葛藤のさなかにいました。
大人の階段のぼ〜る〜♪です。
最終回もセンチメンタルを引きずって湿っぽい放送になるのか?
そこは自己責任アニメのおそ松さん!みんなの予想を完全に裏ぎる怒涛の展開に突き進んでいきました。
先ずは出だし。前回イヤミは宝探しに行くと行ってましたね。
出発したんですよヘリコプターにぬって!
ところがどっこい。離陸したや否や墜落していまいます。
しかも飛行機乗りなら当然死守しなくてはならない住宅地を避けた着陸。
つまり山とか海とかなんとかして機体を持っていけ!死ぬなら一人で住宅街で被害を拡大させんな!と言うやつです。
イヤミが墜落したのは住宅街のど真ん中。松野家に直撃です。
ヘリコプター墜落で大惨事。可哀想に松野家の6人兄弟は死んでしまいました。
ちーん(ーー;)
マジ??おそ松は死んだの?
マジです!死にました。そんで地獄行き(笑)
おそ松さんの地獄派超シュールだった!
地獄に堕ちたおそ松さん6人を待ち構えていたのは、この世のものとは思えないシュールな地獄でした。
最初は自分たちに何が起きたのか戸惑った6人。
しかし次第に死んだことを理解すると・・・
「最終回だし、しょうがないんじゃない?」
と天才的な状況把握能力であっさり現実を受け止めちゃいます。
凄い(ーー;)
そして三途の川や奪衣婆を元気に駆け抜けていきます。まるで遠足♪
ところがおそ松さんだけは一歩さがって「何かを忘れてる?」と後ろ髪をひかれる思いでした。
なにはともあれ、地獄に堕ちた6人。
最終回におそ松さんが堕ちた地獄の様子の一例を上げてみましょう。
- 女子高生に笑われながらヌードモデルになる地獄
- 卒業文集を読み上げられる地獄
- 炎のノックを受ける地獄
- 無限に乳首を引きちぎられる地獄
- ものすごく不利な麻雀を打つ地獄
- 長すぎゴムぱっちん地獄
- 女鬼に追いかけられる地獄
などなど。地獄でも楽ししうな気もします。
だけど地獄の地獄たるゆえんは繰り返し。
おそ松さん達は、地獄にあと8京6000億年もの時間閉じ込められるのです。
まさに永遠の地獄。
おそ松さんが地獄に堕ちた頃、現実世界ではお葬式
おそ松さん達は6つ子が地獄の現実を目の当たりにし絶望に震えている頃、現世ではお葬式の真っ最中でした。
チビ太やダヨーン、ハタ坊、デカパンに我らがアイドルのトトコちゃん。
みんな涙を見せながらも、まだおそ松さん6つ子が死んだことが信じられません。
信じられなくなったのは6つ子の方も同じ!
「最終回だから仕方がない」
本物の地獄を目にして、そんな何て呑気な事はすっかり忘れてしまいました。
「お願い!助けて〜」
おそ松は天国にいるあの人に向かって助けを呼びました。
困った時の神頼み!いつも最後にお願いするのはあの人に決まってます。
そうです!天国からおそ松さんを見守るあの人。
「赤塚先生!たすけて」
おそ松さんが助けを求めたの「赤塚不二夫先生」でした。
するとピカリと地獄の空に光が指し、スルスルと一本の糸が垂れてくるではありませんか。
まるで芥川龍之介の「蜘蛛の糸」です。
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