となりのトトロ都市伝説①メイとサツキはもう死んでいた⁉
サツキとメイは「となりのトトロ」に出てくる在住用人物の2人。
元気一杯で天孫爛漫、だけど自分が決めたことを貫こうとする頑固な女の子メイ。
メイのお姉さんでしっかりもの過ぎるサツキ。
しっかりしすぎていて無理をしている感じが痛々しくも感じます。
草壁家を私が守るんだ。
お母さんが留守にしている草壁家のアンバランスさをサツキが一人で背負い込んでいるようです。
ところで都市伝説ではサツキとメイはすでに死んでいた?
という怖すぎる都市伝説があります。
マジカ〜!
2人が死んでいたってかなりキッツい設定ですよね。
サツキとメイが死んでいる都市伝説の根拠と噂
サツキとメイが死亡しているという都市伝説の根拠として有名なのがこの二つ。
- ・作品の中盤から二人の影が薄い
- ・両親に2人の姿が見えない
都市伝説が生まれた2つの理由を検証してみましょう。
サツキとメイの死亡都市伝説!終盤に向けて影が薄くなる
トトロの背景描写は非常にこだわりがあり、細部までしっかり作り込まれています。
例えば夕日が差し込む様子を繊細な色合わせで表現するという徹底ぶりです。
そんなこだわりを持った背景なのに、まるで「意図的に抜け落ちた」かのような不自然な部分があります。
ソレが
「サツキとメイの陰」
です。
物語の最初はしっかりと影があるのに、中盤から終盤にかけて影が消えた登場シーンがあります。
影が無いって典型的な「この世に非ざる者」を描く古くからのテクニックですよね。
メイとサツキの影が薄くなり消えたしまった理由は2人が「死」に近づいているからでしょうか?
サツキとメイが両親に見えない
サツキとメイがが死んでいる、あるいは死に近づいている、と都市伝説が埋まれる第2の理由に、両親からトトロだけでは無くサツキとメイの姿さえ見えなくなってしまったという点があります。
トトロ映画の終盤に、トトロとサツキとメイが「お母さんの病院」を訪問します。
ネコバスがサツキとメイを乗せて七国山病院まで2人を運んでくれるシーンです。
病院には入らずにとうもろこしを置き、木の上からお母さんの姿を病室の窓から眺めるだけでした。
2人はお母さんに合わずに見るだけで帰りました・・・
お母さんに合って抱きしめて甘えていけばいいのに。
お母さんに会いに来たのに合わずに帰るのだけでも不自然なのに、お母さんが病院の外の木に向かって呟いた言葉がとっても意味深でした。
「今、サツキとメイが来たような気がしたわ」
お母さんが病室から眺めたいた木は、まさにサツキとメイ、そしてトトロがいた木なのです。
サツキとメイが見えないのはトトロが死神だから⁉
どうしてお母さんにはサツキとメイが存在した「気」だけが伝わり姿が見えなかったのでしょうか?
それにはトトロは死にゆくものにしか見えない死神だからだと言われています。
つまりトトロを発見したメイ、そして物語の中盤から自らも見えるようになったさつき。
2人は死神であるトトロが見えてしまうほどに現世から離れてしまった存在だったのです。
子供の頃見たトトロ映画ってどことなく怖い印象がありませんでしたか?
怖くて集中できない。トトロやネコバスは可愛いのに、同時に恐ろしくもある。
子供の頃は純粋だからトトロ映画に潜む死と生の間に横たわるような息遣いを感じてしまっていたのかもそれません。
大人になって生と死を理性で処理することができるようになった今、改めてトトロの世界観に組み込まれている死と生の捉え方に着目してみると、今までとは違うトトロの世界が見えてくると思います。
ちなみに宮崎駿監督は「サツキとメイ死亡説」を真っ向から否定しているので安心してくださいね。
サツキとメイは生きているという太鼓判を押してくれてます。
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