意味が分かると怖い話NO20
爺ちゃんを殺すメトロノーム
【怖い話レベル中級☆☆★★★】
意味が分かると怖い話「メトロノームの恐怖」
学校の帰りにおじいちゃんに会いに行った。
おじいちゃんはまだ明るい時間なのに眠っていた。
気持ちよさそうに昼寝をしている。
窓が少し空いて風が入ってくる。
カーテンの裾が優しくひらひらとしていた。
俺はお爺ちゃんの毛布を少しだけあげて肩が隠れるようにした。
なんだか長閑な昼下がりって感じだな( ´艸`)意味怖話
お爺ちゃんが寝ているから僕は暇だ。
仕方がないからテレビを付けて眺めていた。
おじいちゃんのところはメトロノームのような定期的な音がずっとしている。
その音が気になって僕はテレビに集中できない。
その時だった。
おばさんは死神だ(;゚Д゚)怖いぞ!
カーテンが不意に開いておばあさんが現れた。確かお隣の足立さんだ。
「その音、止めてやろうか?」
僕はテレビを見たかったので軽く頷いた。
やがてメトロノームのようなピコン、ピコンという音は間隔が狭くなり、ついにピーという連続音になった。
「なんだよ!余計にうるさくなったじゃないか」
僕がそう思っていると全く知らないおじさんが入ってきて今度は完全に音を止めてくれた。
次の日におじいちゃんの葬式が行われた。
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意味が分かると怖い話の解説はこの下
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意味が怖い話「メトロノーム」の解説
お爺ちゃんは病院に入院していたんだ。そしてメトロノームのような音は脈拍を測定する機会の音。その音を止めるってことは・・・。お爺ちゃんの心臓を止めるってことじゃないか:(;゙゚”ω゚”):
メトロノームのような音っていうから南夫ことなのかと思ってたら心拍を測定する奴か!!!絶対に止めちゃいかん奴じゃん
最後に現れた知らないおじさんって病院の先生ってことですか?お爺さんは病院に入院していたのですね・・・。それにしても隣の足立さんはサクッと殺しをして恐いわ。
短編だからサクッと読めたけど読み終わった意味の分かった瞬間のショックというか胃の府のあたりが重くなるような不快感は何なんだろう。淡々と状況説明だけで語られていく怖い話でメトロノームとか爽やかな風とか意味が分かると怖い話にはないメルヘンチックな言葉が並んでいたのにやっぱり最後の最後に地獄へ急転直下。地獄の赤い池の中から手を伸ばしてきた赤鬼に足首をむんずっと掴まれて地獄の底へ引きずり込まれた感じ・・・いやはや。気持ちが悪いったらありゃしない。
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