意味が分かると怖い話59簡単【レジェンドの勇気】
※この話は創作部分もありますが基本のストーリーは実話です。サッカー界のレ全土とは三浦知良さんです。レジェンドに敬意を表して。
難病で苦しんでいる女の子がいた。
彼女は病気の治療の副作用で髪の毛や眉毛やまつげもなかった。
薬を使わない時期は髪の毛が生えてくるけれど、薬を使い出すと短い産毛のような髪の毛は全て抜けてしまった。
彼女はうつむいて深く帽子をかぶっていた。
そんな彼女が入院する病院にサッカー界のレジェンドが慰問にやってきた。
彼は凄いテクニックを披露しみんなも頑張れば必ず病気を克服できると励ました。
それからみんなにサッカーのテクニックを実際に伝授した。
髪の毛のない彼女は、端っこの壁にもたれていた。
レジェンドが彼女に言った。
「キミもサッカーやろうよ」
彼女は何も言わず走り去った。
看護師はレジェンドに説明した。
「彼女は髪の毛が抜けるだけではなく、血を止める血小板が非常に少なくて、サッカーボールを蹴るだけで内出血してしまうの」
それを聞いたレジェンドは深く反省した。
次の試合レジェンドはピッチに立った。
そして胸を何度も叩いて「頑張れ!」と叫んだ。
レジェンドは髪の毛も眉毛も全て剃り落としていた。
意味が分かると怖い話「レジェンドの勇気」簡単解説
意味が分かると怖い話じゃなくて意味が分かるとジーンと感動する話ね。
私もこの話をネットで聞いたことがあったわ。病気の女の子というのは白血病の女の子よね。キングカズ凄いわ。さすがレジェンドって感じ。
意味が分かると怖い話59話には解説はいりませんね。皆さんもキングカズの勇気に温まりましょう。
この話はキングカズこと三浦知良さんが小児病院を慰問し、白血病の少女を勇気づけるために自ら坊主にしたという美談を意味が分かると怖い話風にアレンジしたものです。小児病棟には白血病や小児がんで長期入院を余儀なくされた子供たちが沢山います。大学病院に入院する子供たちは特別支援学校という形で病院内に学校が設置されています。地方の市民病院や私立病院には学校もありません。長い入院になると数年間という時間を病院で過ごします。ですから慰問で病院に来てくれるって子供たちにとっては凄く楽しみなんです。気持ち悪くなる薬と怖い検査と注射ばかりの毎日ですから。三浦知良さんが坊主にした理由は白血病患者を励ますためではなかったという話があるのは知っています。でもそんなの関係ない!美談なら美談でいいじゃないか!嘘も100回言えば本当になる。その辺りはお隣の国を見習った方が良いのかもしれない。白血病の子供たちが1人でも多く元気になれるようにお祈りします!
Scary-Story.net編集部:青鬼
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