アンパンマンマーチの哀しい過去「軍歌」だった
アンパンマンマーチは実は軍歌だったという都市伝説があります。
軍歌と言っても魂を鼓舞して、戦争へと駆り立てるようなものではありません。
アンパンマンマーチは戦争に出兵した、あるいは空襲で亡くなった人への想いを歌詞にした悲しい歌だったのです。
知っているようで本当は知らないアンパンマーチの裏の世界を覗いてみましょう。
アンパンマンマーチの歌詞を書いたのはやなせたかし先生
そうだ、おそれないで生きる喜び♪
アンパンマンマーチがかかると心がウキウキして、アンパンマンの冒険に気持ちが弾むような感覚を覚えますよね。
子供たちはみんな大好き。
大人も多分好き♪
アンパンマーチの歌詞を書いたのは誰でしょうか?
アンパンマンマーチを書いたのはやなせたかし先生本人です。
さすがやなせたかし先生!子供の心を掴むのが上手い。
まさに天才的ですよね。
ところでアニメではアンパンマンマーチの2番の歌詞が使われているって知ってましたか?
一番ではないんです。
なぜか?
1番が使えない理由が都市伝説になっているアンパンマーチが哀しい理由なんです。
1番の歌詞がとっても悲しいからなんです。
アンパンマンマーチの歌詞で一番が使われなかった理由
アンパンマンマーチで一番の歌が使われなかった理由は、歌詞の内容。
1番の歌詞は「そうだおそれないで♪」の続きがやけに悲しいんです。
「そうだおそれないで♪胸の傷が傷んでも♪」となるのです。
勇気百倍アンパンマンの歌にしてはちょっと影がありますよね。
胸の傷ですもんね。キーワードとしてはちょっと暗い感じがします。
そこでアンパンマンマーチは2番の明るい歌詞から使われたそうです。
「そうだおそれないで♪生きる喜び♪」
アニメのアンパンマンで使われなかった胸の痛みという影こそがやなせたかし先生が本当に伝えたかった本心だったと言われてます。
アンパンマンマーチが軍歌で悲しい理由!やなせたかし先生の弟の死
やなせたかし先生の弟が弟は大東亜戦争に出兵し亡くなっています。
胸の傷が傷んでも
というのは弟さんへの思いだったのです。
胸の傷が痛むという「影」の悲しみは大切な人を亡くした人の傷に寄り添う軍歌でした。
そして日本全国の遺族や悲しみを抱いている人たちへのエールでもあったのです。
アンパンマンのマーチの歌詞は日本へのエールの軍歌
都市伝説ではアンパンマンマーチは軍歌だったとしか紹介されないことがありますが、歌詞の本質はがんばろう!というエールなんです。
特徴的な部分を書き出してみます。
- ・なんのために生まれて何をして生きるのか
- ・忘れないで夢を、こぼさないで涙
- ・いけ、みんなの夢守るため
この歌詞からは辛いことがあっても前を向いていこうという強いメッセージが感じられます。
アンパンマンは単純な超膳超悪な子供向けのアニメです。
確かにそうなんですが、やなせたかし先生はもっと深い意味を込めて作ったアニメなのかもしれません。
二度と自分の弟のような可愛そうな人を出さないようにと。
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