恐怖の心霊!八尺様の読み方
八尺様とはオカルトの殿堂2chの投稿で生まれた怖い話、ホラーだと言われています。
心霊現象の一種で昔から「実話」として言い伝えられている地域があるとも噂されています。
八尺様の読み方は「はっしゃくさま」と呼ぶのが一般的。
尺とは日本の古来からの長さを表す単位で1尺は30.3cmに相当します。
今でも家を建てる大工さんは尺貫法を用いることが多いです。
ちなみに畳の大きさは短いほうが三尺、長いほうが六尺です。
八尺様は古い伝承が元になって生まれた怪談怖い話なのかもしれません。
八尺様は女の人で身長が八尺以上あるんだって!
8尺×30㎝で2m40㎝以上( ̄▽ ̄;)
書体不明の心霊!八尺様の意味や特徴
八尺様の意味として都市伝説で伝えられているのは背が高いということ。
身長が八尺あるのです。
一尺を約30cmで計算すると八尺様の身長は240cmになります。
マイケルジョーダンが真っ青で裸足で逃げ出します。
和田アキ子も勝てない(;^ω^)
八尺様の特徴をまとめてみましょう。
八尺様の特徴
- 若い女だったり老婆だったりする
- 見る人によって異なる
- 頭になにか載せている
- 性別は女性
- 身長が八尺で高身長
- ポポポと笑う
- 男性に取り憑き殺す
- 取り憑かれると数日で死ぬ
- 数年から数十年に一度現る
八尺様が頭にのせてるのって帽子?なんだかよくわからないけど載せてるらしい。
八尺様の伝承が残る場所地域
青森県に八尺堂という地域があります。
お寺とかお堂の建物を指すのではなく「八尺堂」とは地域を表す住所です。
ほ~そのまんま八尺という地名なんだ。
青森県上北郡七戸町八尺堂。
1つの仮設として八尺様の「八尺」が地名に由来するのではないか?という考え方があります。
東北地方に八尺様の目撃情報が多いのも信憑性を増す状況証拠になっています。
八尺様が出現する地域は青森県の可能性があるんだ。確かに青森って心霊現象多い気がするわね。
天孫降臨の八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)に由来
別の仮説として八尺様の由来は八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)ではないかともいわれています。
八尺瓊勾玉とは日本神話の天孫降臨で地上に降り立つニギニの尊(みこと)に渡した三種の神器の一つ。
鏡と剣と勾玉。
八尺様は正当な帝の証とされる神器の一つから生まれた神霊かもしれません。
天孫降臨は皇室の御先祖様が天より舞い降りて日本を豊かに平和に治めていく物語です。
八尺様に出会ったときの対処法
八尺様に魅入られた者は数日で命を落とすと伝えられています。
残された猶予は数日間。
八尺様に目を付けられることを「魅入られる」と言います。
魅入られたものは、喰い殺されるのか、呪われるのか、別の次元に吸い込まれるのか・・・とにかく命を落とすことになります。
八尺様の「魅入る」に対抗対処するためには次のアイテムが有効です。
- 盛り塩
- お札
- 結界
魅入られし者が八尺様に対処するには
盛り塩と御札を貼った部屋には、少なくとも一晩は八尺様は入ることができません。
また白い盛り塩は、時間の経過とともに茶色く変色し、効果が薄まっていくそうです。
完全に茶色くなった場合は結界が壊れるのかもしれません。
結界が壊れたら魅入られたアナタはジ・エンドDETH。
また八尺様をある一定のエリアに閉じ込めておくにはお地蔵様が有効です。
お地蔵様は道祖神と呼ばれ村の入り口の守り神や、結界として祀られた歴史があります。
都市伝説によれば「八尺様を村の一角に閉じ込めておくために鬼門となる場所にお地蔵様をお祀りしている」そう。
お地蔵様の力で八尺様はその地区から外には出ることができません。
八尺様の怖い話のあらすじホラー
2chに投稿された八尺様のあらすじを紹介します。
僕は高校生。祖父母の家に遊びに来ています。
八尺様のお話を小説風にまとめてあるわ。良かったら読んでみて。
僕は田舎町のゆっくりのどかな空気に和んでいた。
「な~んもすることね〜」
縁側に寝転びコーラのペットボトルを転がしていた。
野良猫がうろうろしている。
のどかすぎる。
東京と同じ日本だとは思えない。
ふと庭の生け垣の向こうを誰かが歩いていくのが見えた。
何気なく視線で追う。
女の人だろうか・・・
頭の上になにか乗っけてる?
頭の上で白い何かが揺れていた。
「ぽぽぽ、ぽぽぽぽ」
女の人が歩くたびに変な笑い声が聞こえた。
生け垣の切れ目に差し掛かり僕は女の人の全貌を見た。
「でかい・・・何てでかさだ・・・」
背の高さは2m。いや2m50はあるかもしれない。
僕は思わず見とれてしまった。
その直後に女の人がこちらを見た。
ような気がした。
何だかひどく女の人の輪郭は曖昧で透けているようにも見えたから、視線があっているのかわからなかったのだ。
「ぽぽぽぽ・・・ぽぽぽぽ」
笑い声だけがやけにハッキリと僕の耳に届いた。
うっすらと女の人が笑ったように見え、そして消えた。
夜ご飯のおかずを突付きながら僕はおじいちゃんに昼間の女の話をした。
「なに?女の人?ぽぽぽと笑ったのか?」
さっきまで笑っていたおじいちゃんの顔が急に険しくなった。
「どうしたんだよ、急に」
「何色の服を着ていた!身長は!それから・・・頭に何か乗ってなかったか!」
おじいちゃんは矢継ぎ早に僕を質問攻めにした。
「そんなに急に聞かれても」
それでも僕が一つずつ答えるとおじいちゃんは顔をこわばらせ「八尺様か・・・」とつぶやき僕を怖い目でにらんだ。
ピシャリと箸を置いたおじいちゃんは椅子から立ち上がり、足早に玄関に向かった。
「ちょっと出かけてくる。お前は絶対にこの家から出るな」
おじいちゃんは怒ったように背中を揺らし家を出ていった。
古い柱時計がボーンと鳴った。
20時になっておじいちゃんが帰ってきた。
おじいちゃんと一緒に帰ってきたのは和服姿の神社の神主様だった。
神主様は僕をのぞき込み「うん・・・」とつぶやき何かを考え込んだ。
「八尺様に魅入られたな」
やがて神主様ははっきりした口調でそういった。
そして僕はおじいちゃんと神主様に八尺様の言い伝えを効かされた。
僕は今夜、呪い殺されるかもしれない。
「必ずお前を守ってやるからな」
おじいちゃんは僕に3枚のお札を渡した。
そして部屋の四隅に盛り塩を置いた。
「今夜は絶対にこの部屋から出てはならん。わしらがお前を呼ぶこともない。誰に呼ばれても絶対に答えるな」
おじいちゃんと神主様が部屋から出ていくと部屋の中は怖いくらいにしんとなった。
僕は手の中に残された三枚のお札を眺めた。
今夜僕を守ってくれる、頼りになるのはこの御札だけらしい。
悲しいくらいに心もとない。
「呪い殺されるって、まさかな・・・」
僕はまだ半信半疑だった。
ところが23時を過ぎたころから風が出てきて家をゆすった。
そして何処からともなく女の人の声が聞こえてきた。
「ぽぽぽ・・・ぽぽぽ・・・」
昼間に聞いたあの声だ。
家を揺らす風に混じり、確かに女の人の声が聞こえる。
その声は僕の頭を締め付ける。
「おい、大丈夫か?」
おじいちゃんの声がした。
「頑張れよ」
部屋の隅に置かれた盛り塩が目に入る。盛り塩の頭が茶色く変色していた。
何だか生臭い匂いがして嫌な気配がする。
誰かが確実に近くにいる。
「助けて」
僕は心の中で叫んだ。まだ死にたくはない。
「大丈夫か?苦しかったら出てきてもいいぞ」
またおじいちゃんの声がした。僕は声がするふすまの向こうを見た。
ガタガタガタ。
ふすまが揺れた。
「絶対に誰の声にも答えてはいかん」
おじいちゃんの声が蘇ってきた。
布団をかぶり丸くなって僕は堪えた。
「あ・・・け・・・ろ・・・」
地の底ら湧き上がってくるような恐ろしい声がした。
もはや声は女の人でも男の人でもなかった。
悪魔か心霊か。
ひっ・・・僕は小さく悲鳴を漏らし意識を失ってしまった。
「起きろ!起きるんじゃ!」
僕は肩を揺さぶられて目をざした。
頭が痛い。ガンガンする。
「よく頑張った」
目を強くつぶる。そして目を開け直す。意識が徐々にハッキリすると目の前におじいちゃんの顔があった。
「昨晩はよく頑張った。八尺様が現れた。見てみろ盛り塩を」
おじいちゃんが指差した先には、ほとんど黒焦げになった盛り塩があった。
四隅の盛り塩が全て同じ状態だ。
「危なかったの」
そう言ったのは昨日見た神主様だった。
「さぁ立て。すぐに起きて行動せねばならん」
おじいちゃんに腕を捕まれ立ち上がる。
目の前がクラクラしている。
ふらりと足元がよろつくと、背中から別の男の人が支えてくれた。
見渡せば4人の男の人がいる。
僕は四方を男の人に囲まれ、神主様を先頭に家を出てた。
玄関の前にはピタリと横付けされた黒いワンボックスカーが止まっていた。
促されるままに僕は車に乗り込んた。
「これから八尺様の結界を抜ける。お前は目を閉じて決して外を見てはならん。絶対に見るな!わかったな」
バタン。
車に全員が乗り込むとやおらにワンボックスは急発進した。
「来とるな」
神主様がつぶやく。
「目を閉じて下を向け!」
僕は背後から近づいてくるなんとも言われぬ嫌な気配に思わす振り返りそうになった。
ぐいっとおじいちゃんに頭を押さえつけられる。
「いいか、見たら終わりじゃ」
おじいちゃんの切羽詰まった声。
僕の右横にはおじいちゃん、左横には神主様。
運転席と助手席3列目の席にも男の人が座っていた。
「ぽぽぽぽ・・・ぽぽぽぽ」
窓の外から女の人の笑い声が聞こえた。
「きおったぞ」
神主様が呪文のような祝詞を一心不乱に唱えていた。
コツコツコツ、コツコツコツ。
窓が叩かれる音がする。
僕は薄っすらと少しだけ目を開けて横を向いた。
「見るな!」
おじいちゃんの声が響いた。
僕はぎゅっと目を閉じた。けれど、窓の外に白い着物を着た女の人がへばりついているのがはっきり見えた。
八尺様だ。
ワンボックスは八尺様を振りきろうとスピードを上げる。
「もう少しで結界を抜けるぞ!頑張れ」
神主様がそう叫ぶ。
その時だった。不意に車の上からドスンドスンと不気味な音が響いた。
「車の上に登ったのか?」
神主様の祝詞に一段と力がこもる。
「ぽぽぽ・・・止まれ・・・ぽぽぽ・・・止まれ」
頭の上から不気味な声が落ちてきて僕は潰されそうな圧迫感を感じた。
「もう少しだ。国道を超えれば結界の外じゃ」
おじいちゃんが叫ぶ。
「国道に置かれたお地蔵様が結界の境目だ」
ワンボックスは勢いよく走る。
八尺様も付いてきている。
息苦しい。
誰かに首を締められている。見えない手が僕の首を絞める。
呼吸ができない。
「苦しい・・・」
僕はもがいたけれど声も出ない。
周りからいろいろな手が伸びてきて僕の体を抑えた。
僕はこのまま死ぬのか。
ねっとりとした重たい水をかき分けるように手足を必死に動かした。
しかし僕の手足は無数の手に掴まれ動かない。
もうダメだ。
そう思ったときに、不意に胸につかえていたものが消え圧迫感が遠くなった。
海水から浮き上がって新鮮な空気があふれた海面に飛び出したようだった。
思わずせき込む。目玉が飛び出しそうになった。
見渡したが八尺様はいない。声もしない。
「もう大丈夫だ」
おじいちゃんの声がした。
その声はやけに優しく温かかった。
体も自由に動く。
振り返ると遠くに白い影のように背の高い女の人が立っているように見えた。
これは僕があとから聞いた話だ。
おじいちゃんの住んでいる地域には八尺様と呼ばれる不思議な者が数十年に一度現れるそうだ。
八尺様は女の姿で、村の中から一人の男を魅入るそうだ。
魅入られたものは確実に死ぬ。
対処法は村の外に出るしかない。
村の境界にはお地蔵様が祀られ、お地蔵様が結界の役割を果たし、八尺様は外に出られないそうだ。
おじいちゃんが子供の頃にも村の男の人が魅入られ亡くなったらしい。
僕が村から出られたのは奇跡的なことだったそうだ。
僕は八尺様に魅入られる事件以降、10年間おじいちゃんの住む村に近づいていない。
結界の内側に入るのは自殺行為だからだ。
そして最近良からぬ噂を聞いた。
若者が運転するスポーツカーがスピードを出し過ぎて事故を起こしたらしい。
車は横転し制御不能のまま、祀られたお地蔵様の社に突っ込んだそうだ。
事故の直後運転したいた若者は背の高い女の人が走り去っていくのを目撃している。
「ぽぽぽぽ・・・これで自由だ」
女の人はたしかにそう言ったらしい。
僕がこの記録を残しているのは、誰かに八尺様の存在を伝えたかったからだ。
結界を抜けた八尺様はきっと僕のもとにも現れるだろうから。
八尺様はバイオハザードにも出演してる!?
カプコンが発売するゲームソフトのバイオハザード・ビレッジ。
登場人物の中に巨大な貴婦人が存在する。
貴婦人の名前はマダム・ドミトレスク。
吸血鬼がモチーフらしいが、彼女の身長は243cmだと推定すると海外のデータが存在する。
貴婦人は白い服で頭には巨大な女優帽をかぶっている。
八尺様とそっくりではないか?
都市伝説ではバイオハザードに八尺様が現れたと噂になったそうだ。
それに対してバイオハザード・ビレッジのアートディレクターの高野友憲氏がユーザーに向けてメッセージを発するまでに炎上した。
「帽子とヒール込みで290cmある」
高野氏のメッセージだそうだ。
ひょっとしたら八尺様より背が高いと自慢したかったのだろうか?
八尺様のまとめ
- 八尺様は背の高い女の人
- ぽぽぽと笑い男を魅入る
- 魅入られた人は死んでしまうらしい
- 境界のお地蔵さまが壊れたらしい
- 決壊がなく八尺様はどこにでも出没可能
アナタがもし「ぽぽぽ」と笑う女の人を見たら注意する事ね。八尺様かもしれないから。
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