千と千尋の神隠し都市伝説!千尋の母親が冷たすぎるのはなぜ?
千尋の母親は物語の序盤とエンディングに登場します。
母親が重要な役目を負っているのは序盤の方。
パパと一緒に不思議な街の神様のご飯に手を付けて豚に変えられる迄のシーンです。
千と千尋の神隠しの冒頭を思い出してください。
萩野家の一家が引っ越しでパパが運転する四輪駆動の車に乗っています。
千と千尋の神隠しの都市伝説!千尋が後部座席でヤル気ゼロ
後部座席に座る千尋は全くヤル気がありません。
引っ越しで友達とも離れるし、好きな男の子だっていたかもしれません。
それなのに大人の都合で引っ越しだなんて・・・
とはっきり言えばグレてるんです(笑)
そしてやせっぽっちで元気もない。欲望もないんですね。
この痩せっぽっちは重要。
宮崎駿はワザと痩せて元気がない女の子を描いています。
やる気のない千尋に母親はめっちゃそっけない態度
そんな千尋対して母親はやけに冷たい態度を取っています。
例えば「建物が揺れてる」と千尋が言っても「風のせいでしょ」と流してしまうし、千尋が手を取って話しかけてもお母さんは無視してしまう。
お父さんは千尋の目を見て話すのにお母さんは千尋の顔を見ようとしない。
お母さんは千尋と視線を合わせないのです。
千と千尋の神隠し都市伝説!見る者にも違和感あり過ぎな母の態度の秘密
「お母さんなんか変だよね。千尋に対して冷たすぎるよね」
「お母さんひょっとしてママ母なんじゃね」
「ちひろのお母さんはネグレクト」
初めて千と千尋の神隠しを見た人は、すぐに母親の冷たい態度に何らかの違和感を覚えます。
なんかおかしいぞと・・・
しかし母親が千尋に対して冷たい理由をスタジオジブリも宮崎駿も最後までなんにも語りませんでした。
ひどすぎる(笑)
なので母親が冷たい理由を都市伝説風に解説します。
千と千尋の神隠し都市伝説!母親が冷たい理由は兄の死に関係する
千と千尋の神隠しの設定の中で忘れてはならない重要な存在があります。
ソレは死んでしまった「千尋の兄」です。
「千尋の兄ちゃんなんた出てきてないだろ!?」
そんなツッコミが来そうですが、登場し出ないけど非常に重要な設定なんです。
千尋の兄はすでに死亡しています。
何で千尋のお兄ちゃんが死んでしまったか?
兄の死因に直接的な原因として千尋が大きく関係しています。
千と千尋の神隠し!千尋の兄が死んだ理由
兄が死んだ理由を千尋は覚えていません。
父も母も千尋には詳しく語りません。
千尋が知っているのは「兄は川で溺れて死んだ」という事実だけ。
なぜ千尋の兄は川で溺れたのか?
アニメの本編でも裏設定でも語られていませんが、都市伝説では千尋を助けるために兄が川で溺れたと言われています。
千尋の兄は「千尋を助けるために」川で溺れた⁉
千尋の母親も父親も長男が死んだのは千尋のせいでは無いと理解しています。
しかし理解することと心底納得することは違うんです。
「千尋が溺れなければお兄ちゃんは死なずに済んだ!」
母親は心のトゲが抜けないから視線を合わすことが出来ないのです。
表面上は千尋になにかすることも無ければ愛情も注いでいます。
しかしちゃんと向き合うことができないのです。
つまり歪な家庭なんです。
千尋のやる気のなさは母親の愛情を感じられないから?
家庭の歪さが物語冒頭の千尋のやる気のない表情に集約されています。
私はお母さんに愛されていない。
どこかでそう感じているのかもしれません。
愛されていないことを知っているから、無気力なで痩せっぽっちで目に力がない。
私は何も関係ないし~って感じですね。
ゲームばっかりやってる現代っ子なイメージ(笑)
お父さんとお母さんは食べもの見つけてかぶりつく
不思議な街で両親が食べ物を見つけてかぶりつくシーン。
「千尋。お前も食べろ」
父親に進められる千尋は「私いらない」と即答します。
それは不思議な街の異様さにちひろが気がついているからだけではないのです。
生きる気力のない千尋は食欲さえないのです。
生きる気力の無い千尋は空っぽのカオナシと同じだった
千と千尋の神隠しは千尋の成長物語でもあります。
冒頭の千尋は生きる気力のない抜け殻として宮崎駿は描いています。
言ってみればカオナシ。カオナシはお面を取ると中身は空っぽ。
冒頭の千尋も中身が無いカオナシの人形なのです。
ところで、千尋の兄はアニメに登場していないと言いましたが都市伝説では
千尋の兄=ハク
だとも噂されています。
ハクがなぜ千尋の兄なのか?
その記事はこちらです。
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