ジブリアニメ「コクリコ坂から」の都市伝説
スタジオジブリが2011年に公開した長編アニメのコクリコ坂から。
監督は宮崎駿の実子の「宮崎吾郎」です。
宮崎吾郎にとってはゲド戦記に続く監督2作品目になります。
ちなみにスタジオジブリで2作以上監督を務めたのは、宮崎駿、高畑勲、そして宮崎吾朗だけ。
う~ん2世議員ならぬ2世監督の特権ともいうべきか・・・。
スタジオジブリという家督を相続する宮崎五郎の心中やいかに。
ではコクリコ坂からの都市伝説を紹介しましょう。
コクリコ坂は興行収益めちゃ凄かった
コクリコ坂は好き嫌いがはっきりする作品というか・・・
コクリコ坂と検索すると「つまらん」とグーグル先生が関連ワードはじき出してしまう作品でもあります。
でも工業収益はなかなかすごかった。
- 興行収入ー44.6億円を記録
- 第35回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞
コクリコ坂からの都市伝説!幻の爆破シーンとは?
スタジオジブリが作成した「コクリコ坂から」には原作のマンガが存在します。
スタジオジブリの作品は完全なオリジナル作品より、原作があってリメイクするほうが得意な集団ともいえます。
- 「風の谷のナウシカ」
- 「魔女の宅急便」
- 「火垂るの墓」
それぞれに原作がありました。
コクリコ坂からの原作は、講談社の「なかよし」という少女向けのマンガ雑誌に掲載されていました。
タイトルも同じ「コクリコ坂から」です。
ちなみにコクリコって発音しにくいし何ナノ?
コクリコっていったい何ですか?都市伝説
コクリコとはフランス語のヒナゲシを意味する言葉です。
歌人の与謝野晶子も
「ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)」
と読んでいます。
与謝野晶子って名前を書いたの中学生以来かもしんない(ーー;)
さて
コクリコ坂からの映画の中に「爆破シーン」があったという都市伝説があります。
コクリコ坂で幻の爆破シーンとは何を意味する?
単なる爆破シーンではなく、コクリコ坂からの物語の中心にいる、松崎海の父親が爆破で亡くなる設定らしい。
幻となってしまった爆破シーンですが、アニメ制作の規格の大詰めまで存在していたらしいです。
松崎海の父親といえば、風間俊の父親・・・⁉
海と俊は好き好き光線の間がらですが、父親が同じなんて全く知らない・・・
付き合い始めてから自分たちが異母兄弟だと知ってしまう辛い関係です。
2人を取り巻く悲劇の元凶になった父親が爆発事故で死亡するらしいです。
もっとも物語のクライマックスで本当は父親が違うことがはっきりするのですが。
宮崎吾朗の鬱憤が爆発事故につながった?
都市伝説によればの絵コンテの段階では爆破シーンは存在していたよう。
最終的にはカットされたけれど、制作過程には間違いなく存在していた可能性が高いんです。
では爆破シーンが何故なくなったのか?
これは諸説あるのですが
「宮崎駿の気が変わった」
というのが最も有力な噂です( ̄▽ ̄;)
コクリコ坂からの脚本を手掛けていた宮崎駿が「やっぱ止めだな」と言い出したらしい。
爆破事故の脚本を書いたのは宮崎駿
コクリコ坂からの脚本を手掛けたのは宮崎駿でした。
だから爆破シーンの原案も宮崎駿によるもの。
だけどコクリコ坂からの責任者でメガホンをとっているのは宮崎吾郎のはず。
宮崎駿の気が変わったからって、主要なシーンを勝手に書き換えられるちは・・・
可愛そうな吾郎ちゃん。
宮崎駿って仕事に関しては超大真面目で真剣だけど、かなり我がままで変人らしい。
スタジオジブリに入社するアニメーターは憧れの宮崎駿と現実の宮崎駿のギャップについて池津に落第していく者が続出なんだとか( ̄▽ ̄;)
爆破シーンは父親を超えたい吾郎の思いが詰まっていた
別の都市伝説では父親の宮崎駿を超えたい「父親超え」の象徴が爆破シーンだったとも言われてます。
つまり爆破して父親を殺すのが宮崎吾郎の父親超えなんだと。
吾郎!お前ヤベーよ(ーー;)
いささか物騒で精神分析的な都市伝説ですが、コクリコ坂からの脚本を書いたのは宮崎駿です!
爆破に現実世界の父親が死ぬイメージを重ねていたのなら、自殺になっちゃう。
そんな点から宮崎吾郎の内に秘めたる想いを爆破シーン表した都市伝説は完全なるデマ。
想像の産物でしかありません。
だけど都市伝説が広がったのは、宮崎吾郎の気持ちがわかる人と共感した人が多いからでしょう。
だって吾郎の父親は「生きる都市伝説」レジェンドの宮崎駿です。
宮崎駿の息子で跡取りで後継者で、宮崎駿のDNAを受け継ぐ者として生きるプレッシャーをみんな理解してるから。
吾郎、お前も辛いよな
そんな思いから広がった都市伝説なのかもしれません。
コクリコ坂からの都市伝説!宮崎吾郎は監督をやりたくなかった?
「メガホンを持ちたくない」
宮崎吾郎はコクリコ坂からの制作にあたりグチをこぼしていたそう。
メガホンを持つとは、監督として責任者になることを意味します。
スタジオジブリではコクリコ坂からの制作と同じ時期に後継者問題が深刻になっていました。
スタジオジブリの大看板は宮崎駿。
宮崎駿の手掛けたアニメは色褪せることはありません。
いつ見ても新鮮で面白い。
だけど宮崎駿本人はすっかりおじいちゃん。
頭もヒゲも真っ白です(ーー;)
レジェンドの宮崎駿とてメガホンが持てなくなる日が来るのです。
宮崎駿の後継者を育てる
宮崎駿が天国に召される・・・( ̄▽ ̄;)
その時が訪れる前に後継者を育てる。それが次世代にスタジオジブリが生き残る絶対の宿題でした。
宮崎吾朗は「後継者育生」の中心的人物で期待の星。
だって世界のHAYAO・MIYAZAKIの実子で血を受け継いだ選ばれし者なのだから。
宮崎五郎は宿命として宮崎駿と比較される星の下に生まれてきたのです。
メガホンを持ちたくないとは
「プレッシャーで胃に穴が空くわ〜」
と叫びたい本音の気持ちだったのでしょう。
宮崎駿は何にでも「口を出す」うるさい人?
ちなみに宮崎駿って凄い「口出し屋」らしい。
ある時宮崎駿は鈴木敏夫にこう言ったそうです。
「もう僕は監督なんてやりません。だって友達だったアニメーターがみんな友達じゃなくなるから」
つまり監督になったら、アニメーターが嫌がる事や、ダメ出しも必要だからもう嫌だと。
だけどその5分後に鈴木敏夫は目にしたそうです。
「この絵は駄目だよ。もっとこう描かなくちゃ」
宮崎駿が見事なダメ出しを「友人」のアニメーターにしているところを。
宮崎駿はは「口出し屋」でダメ出し大好きな人なんでしょう。
そして自分でそれを自覚してなさそうだからタチが悪い。
コクリコ坂からの都市伝説!タイトルは「コクリコ坂から」じゃなかった!?
コクリコ坂からのタイトルが別のモノになりそうだった都市伝説もあります。
コクリコ坂からに対抗した別のタイトルが「旅立ちはあなたの背中から」です。
タイトルから「親子の葛藤」が伝わってきますよね。
背中というからやっぱり父親ですよね。
お父さんに守られた巣から私は自立します!
コレも宮崎吾朗の父親に対する想いを表しているのかも・・・
ちなみに都市伝説によれば
- コクリコ坂から:宮崎駿
- 旅立ちはあなたの:宮崎吾朗
で対立したらしい(笑)マジか笑ってしまう。
勝敗は力技でお父さんの勝ち!
この争いをジブリの内部闘争と煽る向きもあります。
だけど「単なる親子ゲンカ」にしか見えません。
だけど親父が強すぎて息子が勝てなさすぎる。
ヤバイ!宮崎吾朗に同情し始めてきた。
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