ネタバレ注意!もののけ姫のストーリー「あらすじ」と裏設定&都市伝説
もののけ姫の舞台は中世の日本。
エミシ村に住む青年アシタカは、村を襲ったタタリ神と戦い自身の体に呪いをかけられます。
呪いを理由に村を追われるアシタカ。
やがてタタラ場と呼ばれる製鉄技術を持つ村にたどり着きます。
このタタラ場て自然と人間が対立する構図を知ります。
山の神を討取ろうとする人間。
人間でありながらもののけ姫になったサン。
人間と自然が共存する道を模索するアシタカの願いとは裏腹に、ついに戦いの狼煙は上がってしまいます。
起承転結で物語りのストーリーを完全理解しよう!
【起】アシタカが旅をする理由
物語たりの序盤。エミシー族の青年アシタカは村を襲いに来た「タタリ神」と戦い神殺しの禁忌を冒し死の呪いをかけられます。
アシタカは死の呪いを解くために旅を始めます。
アシタカは村を守った。
一族を守ったはずの自分が追い出される身に・・・言葉には出さないけれどアシタカの胸には風雑な思いがあります。
【承】タタラバのエボシともののけ姫サンとの出会い
ヤックルを相棒に西へ向かうアシタカ。
彼は狼に襲われた人間を助けたことをきっかけにタタラ場にたどり着きます。
タタラ場は製鉄を生業とした俗社会とは格別された村。
タタラ場を統治していたのが女狩猟のエボシ。
タタラ場の製鉄作業は大量の薪を必要とし、徹底的な森林伐採をします。
森林伐採に結果として山の神とタタラ場は強く対立していました。
山の神の使いとしてエボシの命を狙ったのがもののけ姫のサン。
サンとエボシの命の取り合いでサンを庇い重症を追ったアシタカ。サンはアシタカを山の神のもとにつれていきます。
【転】人間と山の神の本格的な争い
タタラ場のエボシは山林の開拓の邪魔をするシン神と決着をつけるべく山に向かいます。
山の神であるシン神の命を取るためです。
同じく朝廷からシン神殺しの許可を得たジコ坊率いる侍の集団も現れます。
シン神の命を受けたイノシシの大群が人間を襲いかかるもエボシの一団はこれを撃破。
「やめるんだ。手を下してはならぬ」
アシタカの静止も虚しくエボシはシン神の首を落としてしまいました。
それは歓喜に喜ぶ瞬間になるはずでした・・・。
しかし現実には破壊と荒廃の始めりだったのです。
首が落ちたシン神の体からネバネバとした液体が溢れ出し、山もタタラ場も飲み込み壊滅。
「森が死んだ・・・」
絶望し人間への憎悪を、爆発させるもののけ姫のサン。
【結】人間の増長と自然の破壊「再生へ」
首が落ちたシン神はその姿を巨大なデイダラボッチに変えてしまいます。
シシ神は死と破壊のタタリ神へと変貌を遂げたのです。
「まだ望みはある」
絶望するサンを励ますアシタカ。
シン神の首を持って逃げようとするジコ坊からシン神の首を取り戻します。
シン神の亡骸に首を戻すと朝日が差し込み、祟り神となったデイダラボッチは溶けるように消えてなくなりました。
それぞれの場所で暮らそう「別れ」
「もう一度村を作り直そう」
神との戦いで負傷しながらも生き延びたエボシはタタラ場の住人にそう語りかけます。
「アシタカ、お前は好きだ。しかし人間は許せない」
そう語るもののけ姫のサン。
「それぞれの場所で生きよう」
アシタカはそういうと、自らはタタラ場に残る決意をする。
コメント