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意味が分かると怖い話NO19「デスノート」に名前書いたら自分が死んだ

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オチのある怖い話
意味が分かると怖い話デスノートに名前を書いたら至文が死んだ

意味が分かると怖い話NO19

デスノートじゃない!ブラックノート

【怖い話レベル中級☆☆★★★】

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意味が分かると怖いはない「デスノート」登場

ある一冊のノートが天から降ってきた。

バサッと私の目の前にそれは落ちてきたのだ。

「なんだこれ」

ノートを拾い上げると1ページ目にこんなことが書かれていた。

【このノートに殺したい人の名前を書きなさい。私が殺してきてあげます】

デスノートだ~((´∀`))ケラケラ意味が分かると怖いぞ

はぁ???

私はノート空き地に投げ捨てた。ノートは空き地の草むらに落ちて見えなくなった。

バカバカしいったらありゃしない。誰かを殺してくれる??

殺すという言葉が神経を逆なでされて胃がキリキリと痛んだ。

「本当に殺せるならとっとと殺してこいや」

心の中であいつの顔を思い浮かべて毒づいた。

お前殺したい奴いるんだな~怖い話やで(;・∀・)

会社にに行くと課長の櫻井がが私を待っていた。

「おい、プレゼンの資料出来たんだろうな」

いつもの嫌がらせだ。

会社の業績は右肩下がりだ。

余剰人員には嫌がらせで自主退社に持ち込みたいのだ。リストラ・・・そうだ俺はリストラの対象なのだ。

「あっ・・・出来てます」

私は鞄の中からA4のファイルを取り出した。

昨夜明け方までかかって作成した資料だ。

櫻井は資料を受け取るとペラペラとページをめくった。

目つきが真剣になる文章を追っていく。ひょっとして高評価か?俺の心の中に淡い期待が生まれた。

こんな課長いらん!意味が分かったら怖い話

「やり直しだ」

櫻井の手元からファイルが滑り落ちた。

床に落ちたファイルは留め金が外れて中身の紙をまき散らした。

「拾って書き直せ」

桜井は俺の顔から視線をゆっくりと地面にむけてフンと鼻をならした。

「才能ないなお前」

そしてゆっくりと背中を向けた。

「チクショー」

俺は紙を拾いながらつぶやいた。

「何かいったか?」

桜井が足を止めた。俺は神を握り締めクシャリと心ごと握りつぶした。

「何も言ってない…です」

「もっと斬新なアイディアで資料を作って来い。何年こんな仕事やってんだ」

私はファイルを握りしめた。視界が緩くにじんでいった。悔しくて仕方がなかった。

こんなのただの嫌がらせじゃないか!

悔し涙で滲んだファイルの向こうが黒くなった。

自然と黒いノートが頭の中に浮かんできた。

「殺してほしい名前を書きなさい。私が殺してあげる」

針の穴を指すように一条の光が瞳を貫いた。

俺は会社を飛び出していた。

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黒いノート「デスノート」を探せ(*`艸´)

黒いノート!

黒いノート!

私はは朝投げ捨てた黒いノートを探した。

黒いノートは空き地の草むらの中に落ちていた。

ノートを開く。

ノートには見落としていた一文が書いてあった。

【殺したい人の名前を書け。その代わりお前の寿命は1年縮まる】

寿命が一年縮まる??

今の俺にはまったく関係がなかった。頭の中には偉そうにした桜井の顔しかなかった。

殺してやる!!!

私はノートに櫻井とはっきり書いた。

書きなぐった!息が上がるほど興奮して視界が赤くにじんでいた。

呼吸を整えるのさえバカらしかった。

「殺せ殺せ殺せ殺せ!桜井を殺せ」

俺は心の中で雄たけびを上げた。

殺せ殺せって何か凄いな(;゚Д゚)意味怖い

ノートを見つめた。

冷静になったら自分のやっていることがひどくばからしくなってきた。

会社に戻ろう…

あんな会社でも私にはあそこしか居場所がない。

俺は何をやってるんだ。自己嫌悪だ。映画見たいなことがあるわけがないじゃないか。

会社に戻ると何やら騒がしかった。

どうしたのか聞いて私は心臓が止まるほど驚いた。

「櫻井課長が突然倒れて・・・よくわかんないけど血を吐いて息してなかったんです」

訪ねた事務員は興奮気味に答えた。

その後はどうやって1日過ごしたのかよく覚えていない。救急車や警察が来ていたが事件ではないのだから特別な事は何もなかった。

俺だけが半信半疑で汗ばんだ手で黒いノートをずっと握り締めていた。

デスノートのパワー凄い(;゚Д゚)意味怖な話

定時になり会社を出た。

あのノートに書いてあったことは本当なのか?

俺は何度も自問していた。

ノートを開くと強い筆跡で桜井と確かに書いてある。

ノートの効力はわからないが桜井は死んだ・・・

罪悪感?後悔?

俺は心の中で偽善ぶる自分を笑い飛ばした。

「桜井の奴死んだぞあははははははは」

どこから込み上げてくるのか笑いが止まらなかった。

それからピタリと足が止まった。そうだった。ひとつ思い出したことがあった。

お前ちょっと怖いわ(”◇”)ゞ意味怖話

「寿命が1年縮まる」

ブラックノートには確かにそう書いてあった。俺の寿命はあと何年残っているのだ?

急に目の前に死者を迎える地獄の門がそびえたったような気がした。そして地獄の門が自分を誘い込むように少しだけ開いている。

ぶるりと身震いを覚えた。

しかし冷静になれば桜井はもう地獄の門に吸い込まれていないのだ。あの憎らしい男はもうこの世には存在しない。俺が殺したのだ。たとえ一年の寿命が無くなったとしても安いものではないか!

今日は祝杯をあげよう!死んだ桜井にも献杯だ。そしてデスノートの力に敬意を表しよう。

桜井が吐いた血のように真っ赤なワインをグラスに注ごう。

たと残りの人生が30年だったとしても29年は残っているじゃないか。

まさか数年で終わることはあるまい。

平均寿命から算出すれば残りは無限に近いほどある。

足が軽くなった時だった。ふいに交差点でタイヤのきしむ音がした。前を向くと目の前の信号は赤信号だった。

血のように赤いワインでデスノートに乾杯( ̄▽ ̄;)

音の方に顔を向けると大型のトレーラーが横滑りして私の方に向かってきている。

キャーッという女の人の叫び声が聞こえた。俺は物思いにふけって赤信号の交差点に足を踏み入れていたのだ。

トレーラーがみるみる迫ってくる。

トレーラーのタイヤが俺の体が踏みつぶしていく。

デスノートが私の手から滑り落ちた。

「あなたの寿命を1年頂きました。残念ながらあなたの寿命は残り・・・」

はらりと落ちたページには新しくそう書かれていた。

ブチャッ

私は寿命が尽きた自分の体が最後に発した潰れる音を聞いた。

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意味が分かると怖い話「デスノート」の解説

デスノートを使った俺は願い通りに桜井を殺すことに成功した。しかし、おれ自身もトレーラーに潰され死んでしまった。俺の寿命は1年しか縮まっていないのにだ。つまり俺の寿命は残り1年無かったってこと。

姫子

デスノートで桜井を殺せたから「俺さん」も本望だったんじゃないのかしら。もし結果が分かってたらデスノート使わなかったかしら?

文乃

「俺さん」は桜井さんを書いて寿命が1年縮まっちゃったけど自分も同時に死んじゃったのよね。でも俺の寿命はもともと1年無かったんだから結果オーライな感じ?

デスノートってキラが出てくる超有名で人気なアニメ。映画にもなりましたよね。デスノートのパロディで作られた意味の分かると怖い話。デスノートに誰かの名前を書くと書いた本人は1年間寿命が縮まる。1年というのがミソで何で1年しか寿命が縮まらないはずの主人公が死んでしまったのか!!憶測は色々と成立すると思いますが・・・確定で言えるのは「もう1年以内しか寿命がなかったってこと」もしあなたが寿命1年だと医師に宣告されたらどうしますか?かなり究極な悩みですよね。私がもし寿命が分かったらどうするだろう。意味が分かったら怖い話。寿命が分かってしまったらもっと怖い話になるかもしれないですね・・・

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